剛直なる品格、二本松の「千功成」。見事。 |
宜しくお願いします 応援クリック 今日はお天気はいい模様。 昨日は雨の中、農家食堂までのハイキング を楽しむ。日本の農村風景で、水のはられた 田を見るほど美しいものはない。 本当に、雨に煙る裏六甲の自然の 景色を存分に楽しんだ。 ■本題■ 横須賀に住む息子から、酒が届く。 「横浜で東北の支援イベントがあり 福島でしか買えない酒があったので送る」 と手短な手紙が添えられていた。 会津の酒はその剛直さがすき 特に「末廣」がいい。 箱をあければ、初めて見る酒 「千功成」 見れば、二本松の酒。二本松といえば これまた、大好きな2銘柄 「大七」 「奥の松」 が特に有名。関西でも飲め フアンが多い。 ◎実際、この「千功成」これまで一度も 見たことも聞いたこともない酒。 どこでも買える人気の「舌先酒」をもらうより よほど嬉しい。 全く素直で芯の明確な味わい。 ラベルの文字も淡々と美しい。 この文字の美しさがそのまま味に。 「地味」だが深みある「滋味」が じわり広がる。 この酒の、地元用の「普通酒」を 二本松の地で、ぬる燗で飲んでみたい。 「舌先酒」を並べる吟醸酒場では 売れないタイプの酒だ。 見識ある「酒屋立ち呑み」の 店頭でなら旨いだろうなあ。 兵庫の「原酒店」さんの燗なら 光り輝くだろうなあ、など 想像するだけでも楽しい。 ■ブログを見ても、殆ど「千功成」は でてこない。唯一発見したのがこんな内容 地元で買ったが、帰って確かめれば 糖類、酸味料、添加 の「千功成」を買ったようだ。「純米至上主義」 の方らしく「しまった、残念。添加の文字が小さい、けしからん」 との気持ちから、実際飲んで、あまりの旨さに吃驚でしめくくり。 地霊の酒 とは、その風土に育まれた酒。 「純米原理主義」ではこの風土の味わい を見逃し、表面的な「舌先酒」になる。 ごく僅かの添加はむしろ「酒文化」の 機微。その地域に住む何十年の 飲み手が蔵とともに築き上げた文化。 都会の吟醸「つまみ飲み」の方から あれこれ言われたくない。の世界。 → クリックしてください! 「千功成」 剛直の品格 好きだ! 飲むと浮かぶ「二本松少年隊」の勇姿! 戊辰の無念を想う 瓶の裏まで美しい ■どうみても美しい、どう飲んでも旨い! 名残惜しいが 栓をします! 宜しくお願いします 応援クリック ■神戸角打ち学会 ようこそ神戸角打ち学会へ 「大人の酒遠足」の参加者確認 当日の詳細など、発表中! ※フェイスブック「神戸角打ち学会」アップしてます ■ 「食べログ」に挑戦! 「立ち呑みHAKUDOUのレストランガイド」 ※御影屋台「いくちゃん」 2月ぶり更新 ■ 別館も御贔屓に 「 立ち呑み漂流別館(ネット暴力糾弾)」 「姫路は食堂も龍力!」 |
by tatinomi1
| 2012-06-17 08:51
| 日本の国酒
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Comments(3)
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じもとみん
at 2013-03-25 22:07
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地元では「大〇」よりずっと人気のある「千功成」
高いものよりワンカップが特に美味しい。
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会津命HAKUDOU
at 2013-03-26 06:29
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じもとみんさん
コメント痛み入ります。 まさにわがこのみのピンポイントで琴線に入る 深い味わいの「地霊の酒」。これこそが 地方文化の精華。地方文化の重層が日本文化。 それも美しい風土の。 今後ともよろしくお願いします!
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多田
at 2013-03-27 17:24
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ハイ。美味しそうです。私も早く飲みたいです。・・・・2月7日に入院し3~4ヶ月は入院が必要と言われたので早くとも長浜様の頃ぐらいに退院ですかね?本当角打ちはおろか酒自体しばらくご無沙汰です(^^;
恋しいですね~お酒、角打ち・・・ |
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