◎安易:電子レンジ燗を極める その弐 |
宜しくお願いします 応援クリック 寒さが少し緩んだ気分。 まだこれからも寒波はよそうされるが なんだか、春に向かい一歩ずつ近づいて ゆくような、明るい気分にもなる。 市場では、安倍総理の経済浮遊作に 好感、ほんの少し明るさも。 パイの拡大に少しも手を染めず 「ばら撒き、分配」で人気を取ろうとした 民主政権は、復活なるか、霧散するか。 ■本題■ 安易な電子レンジ燗をこの10年ほど。 大吟などの高級酒への興味が薄れ ほどほどの酒を熱燗で飲む 安易ライフスタイルになってしまう。 フェイスブックで 「安易電子レンジ燗を5年かけてゆっくり極める」 と書いてしまったので、こちらに 時々書きますので、よろしくお願いします。 事前調査の部 徳利、酒の量の設定温度に対する影響 ①徳利の材質により、設定温度に対する 仕上がり燗温度がばらつく ②徳利に入れる酒の量で、設定温度 に対する仕上がり燗温度がばらつく 温度計も使ってなかったので あくまで「勘」でこの事実を掴む。 そこで 温度計3本買い求め、「湯煎」での 実験を行う。 鍋に、湯を張り、酒の状態を 良く見れるよう、「ガラス徳利」を採用 鍋の水、ガラス徳利にそれぞれ温度計を 入れ、火力は弱く「水からゆっくり」温める。 ①加熱途中 ガラス徳利の内外の温度差は 意外に大きい。この差は加熱中はそのまま。 ②加熱を水温50度で止めた時点 火を止めて、鍋を下ろして温度計に 注視すれば、沸いた水は 熱量が大きいので、安定して50度近辺 ◎一方徳利の中の酒は、40度以下 だったのが、緩く50度に近づく ③温度平衡 そのⅠ お、いい感じ! ④温度平衡 そのⅡ よし、飲み頃だ! 薄いガラスでこれほど 熱を遮断するとは、 そうだ、 電子レンジの、設定温度に燗の温度が 一致しない原因は、 熱伝導率 だった。まさかの、結果。 燗関連素材の熱伝導率 銅 372 錫 226 アルミ 200 磁器 1,5 陶器 1,0 硝子 0,5 水 0,6 アルコール 0,3 (60度の場合) ◎硝子は、磁器の徳利に比べ 熱伝導率が三分の一 これが原因で、徳利に少量入れた場合 酒の入っていない上部の温度が あがらず、庫内の温度センサーが 中の酒でなく、温度の上がらない がラス徳利表面の温度をはかり 中の酒には、過大の熱が供給され 沸騰近くまでいってしまったということ。 難しい、安易電子レンジ燗 宜しくお願いします 応援クリック お知らせ! 7月11日は角打ちの日です! 神戸角打ち学会 ようこそ神戸角打ち学会へ 8月25日発売 9月号 「月刊 たる」 ◎神戸角打ち学会登場! ※フェイスブック「神戸角打ち学会」もアップしてます ■ 「食べログ」に挑戦! 「立ち呑みHAKUDOUのレストランガイド」 ※御影屋台「いくちゃん」 ■ 別館も御贔屓に 「 立ち呑み漂流別館(ネット暴力糾弾)」 「姫路は食堂も龍力!」 |
by tatinomi1
| 2013-01-23 06:58
| 日本の国酒
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Comments(6)
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多田
at 2013-01-23 16:58
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いや、まだ渡邊さんにはお会いしてないですねえ(^^;)私が忙しい時に限って来るもんだからなかなか会えないんですよねえ~
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神戸のおいさん
at 2013-01-23 18:41
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堺のおっちゃん
at 2013-01-23 23:02
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私はレンジ燗は、お好みで数十秒チンして一旦取り出し、少しかき混ぜて、先ほどより短めで『再チン』します。
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立ち呑みHAKUDOU
at 2013-01-24 08:14
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堺のおっちゃんさん
電子レンジの燗を極められていますね。 私はこれまで、レンジでは「安酒の熱燗」 幸い、燗のボタンがあり、40,45,50,55度 とあり、いつも磁器の徳利で、口すれすれまで入れ 50度か55度での燗。割と正確。 ◎吟醸などデリケートな燗は湯煎 で、今回電子レンジ燗をすこし 勉強中です。 2度燗は王道ですね!
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多田
at 2013-01-24 16:44
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神戸のおいさんさん
今忙しくて無理ですねえ(^^;
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神戸のおいさん
at 2013-01-24 17:02
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