江戸の老舗料亭が「菊正宗」を選ぶ理由 |
よろしくお願いします 応援クリック 爽やかな朝である。FB を見れば、「なんとかムーン」という この時期ならではの、幻想的な満月写真を数多く見る。 私には見事な天文写真は無理。 一週間読んでなかった朝日をまとめて読めば 「加計」「加計」「加計」「森友」「共謀罪」 まるで、ゴシップ新聞。質が落ちたなあ。 ■本題■ 神戸角打ち学会推薦酒でもある「菊正宗」 落ち着きのある枯淡の品格味。灘酒の「雄」。 なぜか江戸期の頃より江戸の老舗に愛される。 下り酒のなかの人気ブランドだったのだろう。 関西ではかっての「大吟醸ブーム」のころ 灘の酒のなかでも「灘ブランドは足枷」と 開き直る蔵もあり・・・・・・ 「神戸の地酒」とあえて名乗っていた蔵も。 でも、江戸の老舗料亭や、渋い居酒屋 などでは、伝統的に「菊正宗」。 ●以前一緒に仕事をした、 昭和歌謡にも出てくる、超のつく高級料亭の ご子息。身のこなし立ち居振る舞いまで品格。 「ところで御宅の日本酒のメインは?」 「ずっと菊正です」 その理由に納得! ・板前さんが自分の出す料理の前に、酒が一歩出るのを嫌う ・小さな蔵の個性的な酒は味がばらつくので、 客は料理の味がぶれたと勘違い なるほど納得。 突出した奇形的な、その時限りの味でなく 安定感のある、安心して飲めるほどほどの味で、 年間を通して味がかわらない。 この条件であてはめると、なるほど「菊正宗」。 まあ、こういう高級店にお見えの客は 銘柄指定や、酒の味云々には無縁だろうな。 みごとな、帰結。さもいありなん。 ■おまけ画像 先日の「さかなでいっぱいプラス」の菊正宗イベント この会合での見事な魚の肴。 酒も見事なら、さかなでいっぱいの肴も 見事すぎました! |
by tatinomi1
| 2017-06-10 06:02
| 日本の国酒
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