ああとうとうこの世から「金盃」が消滅したのか?其の壱 |
少なかったが、昨日は四国や和歌山で大雨。 降りすぎるのも困りもの。 そして新幹線では、高槻近辺で架線事故があり 多くの新幹線が止まり、大変。 今日は、夕刻。6時30分から、南京町 赤松酒店で、角打ちの日の打ち合わせ。 ■本題■ このサイトにコメントをいただきました。その内容は 灘酒「金盃」が、製造も営業もすべてやめた、と。 そこで昨日、「金盃」をずっと看板酒にしていた 南森町の「松浦商店に行ってみました。 市場に仕入れにゆき、自ら料理する。 まあ、神がかり的な見事な味付け。うまい。 ●ここで、核心 大将に聞けば、やはり完全に生産もやめ営業も 止めたようだと。先代が、「金盃」と染め抜いた法被 を着て、「金盃」を扱う店としての誇りを持っていたのに。 ある日、「金盃」の休業のような話題あり。ここで聞けば 経営一族の内紛でもめ事が起きているのだと。 大将は先代と協議したのだろう。休業前に大量の 「金盃」を買い集め倉庫に満杯に。 購入した酒が底をつくころ、「金盃」は生産を始める だが、一度決めたこと。再び「金盃」を使うことはなかった。 先代「そんな内紛を起こすような酒は置かない」。 その後、延命時昭商店で「金盃」を発見。ああ、復活。 でも、すでに興味なし。 その後の松浦商店、いろんな酒を探したどり着いたのは 「山廃 福徳長」 これは明らかに「金盃」より格段に旨い。 でも神戸に多数ある「金盃」を看板酒にする 「高田屋会」などのお店は、お困りだろうな。 世の中の流れなんだなあ。 |
by tatinomi1
| 2017-06-22 13:22
| 日本の国酒
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Comments(2)
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