魔法の「お好み巻き寿司」。ダイエーの中内さんも愛した「路地裏の珠玉の名店」。新開地奥の「ひかり」。 |
この前、いつも行っていた新開地海側「稲荷商店街」のなかにあった、お好み「ひかり」。b>同行の士に。おおこれが有名な店。と、教えられる。ここの名物は「お好み巻き寿司」。 焼き上げたお好み焼きを、手品でも見るかの早業で「巻き寿司」に変えてしまう。まさに神業とも思える、早業。 ●奥に控えている方が、有名な「小林あや子」おばあちゃん。優しい顔。 神戸B級グルメの権威、先日出版もされたM.SHIBATAさんのサイト より引用。ご覧ください。 → お好み焼き「ひかり」 この日は大分から地域通貨、三浦梅園研究家の岩田さんを案内。ここに入る前、お隣さんの味わいホルモン「中畑商店」で先ず一杯。 ■先ず、丁寧にお好みを焼き上げる。横に広げた海苔の上にこのお好みを電光石火の早業で置く。次に、コテで何箇所かを、切るようにとんとんトン、と叩く。これがポイントなのだろう。 あとは、海苔巻きの要領で、巻きあげる。 巻いた「お好み海苔巻き」は、専用のまな板にヒョイと置き。良く切れる包丁でさくーり、さくーり。と切る。この専用まな板、年季が入り、真ん中がへこんでいる。 鉄板に置かれた「巻き寿司」をコテで皿にとって食べる。 ▲最初入った時、鉄板に巻き寿司を置いて、皿に取った「巻き寿司」を食べている姿を見て卒倒しそうなショックを覚えた。 ●見てくれだけでなく、味わい最高。関西ならではの「応用をかませた味の冒険」。ここに比べ若者好みの「創作料理」なんて、応用の程度が低い。 ◎一番の驚きは、これだけの手間をかけて作っているに、かかわらず400円という、驚きの値段。名店の名価格。この店がどっかの、ビルにでも移れば1200円でも、行列が出来るくらい。 この前鬼籍に入られたダイエーの中内さんもお客さん。中内さん、こんなわかりにくい「路地の奥の奥」まで来られるとはなかなかの粋人。 なくなって、テレビで見た中内さんの揮毫。なんと、この名店に飾ってありました。狭い・暗い店ですのであまり目だたず、4度目にやっと目にいりました。本当に「ネアカ」の明るい、力漲る筆致ですねえ。 関西で高名な切り絵作家の作品も。なかなかいい、風情ですねえ。 おや、おや。何と「イチロー選手」まで。まさに路地裏・場末の「珠玉の名店」ですねえ。 とどめは、「小林あや子」おばあちゃんの写真。この店の人気の秘密はこのおばあちゃんにあるようだ。 ◎「ひかり輝く」サイトになるよう、 人気ブログランキング、クリック、巻き寿司! 人気blogランキングへ |
by tatinomi1
| 2005-09-25 04:15
| 路地裏の魔物
|
Comments(5)
お好みのり巻きですかー、興味深いですね。広島のお好み焼きでは重ね焼なので出来そうもないですねー
0
うああ、でた!!!
お好み焼き「ひかり」 立ち呑みHAKUDOUさんの明解説ですべて語りつくされており何も言うことがありません。 私も中内さんが亡くなられた翌日の9月20日に稲荷市場に行ってまいりました。中畑商店で酩酊して、ひかりにはよう入らなかったのですが、小林あやこおばあちゃんが私を見つけて、そっと窓を開けてくれました。しばし、中内さんの思い出話。がっかりされていました。今度元気ずけに行きましょう。 実はこの店が縁となって来月、切り絵作家の成田さんとお会いできる手はずになっています。元を辿れば、立ち呑みHAKUDOUさんとの出会いに繋がる。多謝!!
Commented
by
MSHIBATA
at 2005-09-25 12:00
x
中内さんの生家であった薬局は稲荷市場からほど近い東出町3にあったのですね。
9月21日に稲荷市場に行った様子は↓をごらんください。 http://d.hatena.ne.jp/MSHIBATA/20050920#p1
Commented
by
tatinomi1 at 2005-09-25 14:01
MSHIBATAさん、コメントありがとうございます。中畑さん、ひかり。どちらも渋い名店ですねえ。稲荷市場が発展的存続できればいいですねえ。こういう渋い世界にもっと目を向けてほしいですねえ。
Commented
by
tatinomi1 at 2005-09-25 14:03
KORIKORIさん、これは薄めに焼いた関西お好みの応用ですけん、広島焼きでは無理ですねえ。広島焼きのうまさは段違いですもんねえ。
|
<< おもろ沖縄。PRT,5.「安宿... | おもろ沖縄。PART4。「ずん... >> |