放浪の「研ぎ士」来る |
幾分暖かい。今朝は8度か9度しかなかった。 6時半に起床。玄米を仕掛けてある炊飯器のスイッチ。 そして、ゴミ捨てに行く。 夏の間は5時前に起きて草取りやなにかしていたが 最近は6時半ころ起床。体がなまるなあ。 ■本題■ 先日の長キ酒店。角打ちをしているとなにやら 変わった風体の男「なにか研ぐものありませんか?」 しばし考えた、長木さん。「なんぼか頼もうか」 さっそく台所から2本の包丁を持ってくる。 研ぎ士の男は、2本の包丁を預かり、店先で 研ぎ始める。 小さなカートのようなものに商売道具一式。 これを引いて街々をまわるらしい。 聞けば、徳島をベースにあちこちまわる 佐伯の前は津久見にいた。津久見から 歩いて来たそうな。 「一軒も客のない日もある」 そうだろう。縁日などを狙っての仕事 でなく。ましてや徒歩。人家のないところも。 いや、人家のないところが多いだろう。 ●私も、研いでもらいたくなり、雨月庵に帰り 2本の包丁を持って来る。一本は普段使う ステンレスの包丁。 もう一本は、70年以上使っているだろう 刃こぼれしたおんぼろ刺身包丁。 「お客さん、刃こぼれ完全には無理ですよ」 「いいですよ、できるだけで」 何せ、一本300円。限界がある。 刺身でもこさえたくなる。 釣り好きの長木さん(以前佐伯釣友会副会長) 釣ってきた小鯵を奥さんがこれで捌いていたそうな。 ちなみに、柄は自作とか。 今朝、白菜漬けを研いでもらった包丁 で切ると、気持ちのいいように サクサク。 包丁の切れが良くなるだけで 人生こんなに楽しくなる。 「放浪の研ぎ士」 幸せの創造をしてあるく すばらしい仕事! 見かけたらぜひ、声をかけてあげて くださいね! |
by tatinomi1
| 2017-11-21 09:53
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Comments(2)
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