至高の「ごまだしうどん」! |
昨日は大相撲で、郷土力士嘉風が白鳳を破る。 なんとなく、昨日の朝そんな予感がして、現実になり なんともうれしい。地上波は映らないのでラジオで応援。 白鳳が未練がましい態度をとり、いい気がしない。 ■本題■ 先日「佐伯独歩の会」で国木田独歩の愛した佐伯 そのなかの或る行程をたどり、その地元の食 を味わう会合に参加。 佐伯の食をいただいたときに出た 「ごまだしうどん」 佐伯の食のシーンで最近話題の中心。 かまぼこに使う「えそ」という骨の多い 気味の悪い大型の魚と胡麻を原料に使う。 できた「ごまだし」をうどんにかけたものが 「ごまだしうどん」。佐伯の飲食店で 味わえる。 ・もちろん「ごまだし」は豆腐にかけたりする おいしすぎる万能調味料です! この日の「ごまだしうどんは」 料理店のものでなく。地元の自称「漁師の妻」 さんたちのこさえたもの。公民館でいただく。 食べて感動。これまで数多くいろんな店や 買った「瓶詰」で自分でうどんにかけたりして 喰ったが、これは段違いに旨い。 ■地元のグループの代表の方がその 真髄を語る。 「ごまだしうどんは、最近できたものでなく昔からの 家庭料理です。「瓶詰のごまだし」が手に入りますが 家庭のごまだしにはかないませんよ」 なぜなら 「えそは小骨が多く取るのが大変です。瓶詰を 作るとき先にあるお客様の顔が浮かび一本の 小骨たりとも入れてはいけない。細心の努力と 労力。また瓶詰めの時は、最新の煮沸熱湯処理。 自家製の場合この必要がないのでおいしい。」 まさに、納得。 俗にいえば 洗練で味が矮小になる なのでしょうかね。漁師料理、農家料理の力漲る 旨さは、素朴なるが故のパワーなのでしょうね。 軽薄なグルメ時代の警鐘でしょうか? |
by tatinomi1
| 2017-11-23 05:41
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Comments(2)
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