■改稿、十三「中島酒店」。にじみ出る哀愁がありながら天下の「『酒屋立ち呑み』名店。新年初のみ。 |
この寒いなかを、なんの物好きに。昨日、大阪は京橋の会社から立ち呑み「中島酒店」まで、寒風吹き荒ぶのなかを、健気に「ちゃりんこ」で。 全行程30分。まあ、ちょっとした運動。年末にキープ(酒屋の立ち呑みでキープの出来るのは楽しい)切れ。そこで、焼酎は日向の雲海酒造の麦「いいとも」720ミリリットル、1500円。先ずは定番の「ポテトサラダ」、さあ、これから関西名物「紅生姜天」一般ありの「玉ねぎ天」。なかなかこれが、旨いんじゃあなあ。 ●箸持つ手に青マジックで「キープ焼酎のネーミング入れ」。ああ、楽しいなあ。 ちと、きこしめし、面倒なんで、写真のコメントは、後日。 いつも初めに頼むのは、 燗酒「富貴」。冨に味が良くなった灘の銘酒。燗で味が輝く 「ポテサラ」。近所の惣菜屋の作品らしいが、見事。160円は超値打ち! ■富貴のあとは決まって焼酎。いつも日向は雲海酒造の麦「いいとも」。豊後麦命だが、お隣のこの麦、旨い。立ち呑みnコップ向き。 そこで、一本キープ。青いマジックで名前を書き込む。 ●ちょっと、楽しんで、文字書き。ああ、たのしいもんじゃー。 ポテサラのあとは、「合鴨ロース」と来るんだが、目の前にこれはこれは、なんとも旨そうな「紅生姜天」。燗酒との相性は抜群。 ■特に「富貴」と「紅生姜天」の相性は、抜群! 「紅生姜天」を選ぶ原因、目の前の「天ぷら容器」。 ■なにもかっこつけない、家庭の延長のようなこういう「安物容器」が哀愁を醸す。 さあ、これからの展開。 ■乾き物、「すんまへんなあ、マスター。10番!」。 乾き物は、壁に掛けてあり、番号がふってある。何たる「合理化」 哀愁と合理が共存する「歴史と伝統」の「中島スタイル} ●キープ瓶に書き込んだマジックも、愛嬌。 ほう、今日の伝票は「なにやら得体のしれぬ厚紙」。 ははは。目の前のマジックで書いた。はははは。 こういう、予測のできない「些事を楽しむ」快楽。 酒屋の立ち呑みは「俳諧の味わい」。 ちいさな宇宙。奥の「おでんお間」。ここにいつも大鍋でおでんが煮えている。 何たる。安心感。 味わいの店内。味わいの装飾。けばけばしいようだが、慣れると、 「墨絵のように霞み、落ち着いた風情」となる。 計算され、デザインされた、お洒落店舗の「いやらしさも、圧迫感」もさらさら、無い。 おお、閉店の9時をまわる。 駅裏の「哀愁風景」。一級立ち呑み師の涙する瞬間! この店、結構「ウイスキーのキープ率」の高い店。 愛嬌、味のアクセントに「ミニチュア瓶」 ●いままで何十年も通ったが、飲んだことも無い、飲んでいるのを見たのも 過去1回だけ。飾りなんじゃろかいな。 おお、閉店の9時をまわる。 駅裏の「哀愁風景」。一級立ち呑み師の涙する瞬間! 帰る直前の、わがまえのテーブル風情。 ここの店。ソーダは自家製。「200ミリリットル入る大阪酒販組合の立ち呑みコップ一杯60えん」十三、中島ソーダは、哀愁ソーダ。 酒屋の立ち呑みほど「自己のスタイルで飲める場」はない。 「酒飲みクリエイティブ」じゃなあ。 ●人気blogランキングへ ポチット、クリック。私、嬉しい! |
by tatinomi1
| 2006-01-12 21:20
| 立ち呑み名店
|
Comments(2)
|
<< ■改稿「養老立ち呑み」。風邪気... | 『砂丘 長芋焼酎』どんな味だろ... >> |