■「久住千羽鶴」。はじめがっかり、あと、満足。地霊に守護されたる久住の上澄み。お見事!佐藤酒蔵さん! |
●佐藤酒造 連休、酎州大分師の「ワンカップ清酎ツアー」 のお世話になる。 この、見識と深みの「豊後麦の伝道師」 ◎最終に、この蔵を、訪問のスケジュール。 酎州師の、潔いのは、「蔵に嵌らん」視点。 一旦嵌って、エエ目にあえば、「その蔵の伝道師」こりゃあ、 違反、遺憾。 ■私は、酎州大分師には悪いが、豊後麦にゃあ、こだわらん。 むしろ、筵、茣蓙、ござ。 日向「霧島」の洗礼が幼少なので、「豊後麦舌」に、ならん。 ■前置き、ヤメ。八女茶は、静岡・宇治より、九州人には、 よっぽど「旨い」 ★ ハイ、久住の銘酒「千羽鶴 一粒万倍」。の実力、いかに。 ・よんべ、2合呑んで帰り、サントリーDRYあけて呑む。 失敗、焼酎舌でのんでは、いけない。 ①え、なに「砂糖水を混ぜた」合成酒?の印象。 ②40度の燗でのむと、見えなかった風景が見える。 ③再び「室温」でのむと、「野太」な純米、いかにも。の味。 ④地霊が宿る。を、実感。 ⑤カリスマ吟醸オタク、マスコミ、作務衣おじさんの プラスチック、無縁。 ⑥寝る前までは、ろくでもない、とまでは、イワン。が あまり、評価できない。 ・一夜明け、いま、11時。 ⑦再度、「40度の燗」で呑めば。輝く味わい、好きな系譜。 ⑧どうも、久住のおおらかな、すっきり味をきたいするが、 どっこい、剛直系。 ⑨一言で言えば 「突っぱねたような、青い渋み」 こんな味わいの純米は珍しい。 ⑩突っぱねたようで、実は「人恋しく」 自分の土俵に引っ張り込み、「旨いじゃろう」。 このへんが、豊後の傑作たる所以。 ⑪爽やかな風土の、重い「旨み」。 まさに、古代日本、縄文の滋味。 ●この味、深みは、マスコミ、カリスマオタクには 全く理解できない味わいなので、安心。 ■「雀の涙ほど呑んで、勘定大鷲」の お洒落飲み屋には、不向きなのが、いい。 自ら、「地場で生きる」味の設計をして、 流行にあわさない。 いや「流行が千羽鶴にあうまで、100年でも待とう」 この、見識・姿勢や、よし。 豊後の珠玉の「名蔵」である。 あとで、じんわり、すきになるなあ。 飲食店には、水のようなんが たくさん呑めるから売れるだろう。 その逆は、難しい 都会の酒場では、剛直に過ぎる。 ただし今は。 10年待てば、この味が主流になる予感。 傾いても、いささかもぶれない。 下から見上げても、気品がある。 縄文感覚の、枯淡なる「滋味」であることよ。 よくぞ「国酒」の気品を素朴に墨守していることか。 頭の下がる、見識。 お見事!佐藤酒造さん。 ■人気blogランキングへクリック宜しく。 ★現在3位 おかげさまで・・・・・ ご贔屓に感謝申しあげます 書き込む元気、いただきまして 感謝。です。 ■更に深い世界へ■ 案内いただいた、豊後麦焼酎の伝道師 酎州大分さんの、見識・こだわりサイト、 ご覧、いただければ。 |
by tatinomi1
| 2006-05-20 10:38
| 日本の国酒
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Comments(4)
久住の千羽鶴・・・上撰もきれいな味でした・・・。
上澄み・・・というのが・・・師匠の味わいの骨格では“本質”かと・・・。 骨太というより清く上品な澄み渡る感じの味わいが・・・岩田さんの好みだったんでしょうな・・・。 次の日に悪酔いしないという・・・あの胃袋で味わう酒質の吟味・・・なるほどと思いました・・・。
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tatinomi1 at 2006-05-20 11:42
おお、早速。酎州大分さん。
この酒、はじめは人を寄せ付けない雰囲気。 仲良くなれば、「心をぜ-んぶ開く」そんな味わい。 この「純米」は、すっきりでなく「剛直」です。 剛直でありながら、すっきり「上澄み」が風土の見識と味わい。 ■岩田さんの「胃で味わう」発想がすごい。 水のような「淡麗」が実は、胃に優しくないという 国酒の不可思議。
師匠・・・佐藤酒造さん「春陽の郷」も・・・これまた“一粒万倍”とは違う“地霊”があるやも・・・。
http://www.pref.oita.jp/10400/viento/vol11/008_kura/index.html ↑に取材記事・・・
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tatinomi1 at 2006-05-20 11:52
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