▲「岡室」3。レギュラー酒「雪園」、安川酒造、命運尽きる。ああ、日本酒の真髄に淋しき翳り。 |
ひさし鰤の「岡室本家」。直売所じゃあない、本家。 立ち呑みの「我が家」ともいえる、場所。 ■淋しい。無念。 奈良の見識蔵。「安川酒造」 ここの「雪園」純米酒。 これが、もう飲めない。 無念。 「舌先三寸」に 席巻されるがゆえに、古式の蔵が崩壊。 これは、つらい。 「表面の味」だけ。軽い、日本酒批評 マスコミ、カリスマ、作務衣オイさん。 ああ、「地霊酒」崩壊の序章。 日本の崩壊の前に、地霊酒は滅ぶか。 そうは、させじ。 ■すべて忘れ、我が豊後 久住の「千羽鶴」 これは、なんともいいなあ。 この一瞬。 これが、一番、魂に響く。 プラスチック薄板時代の、時代的濃さ。 ■人気blogランキングへクリック宜しく。 ご贔屓に感謝申しあげます |
by tatinomi1
| 2006-05-24 22:44
| 日本の国酒
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Comments(2)
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通りすがりの日本酒好き
at 2017-05-05 13:08
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先月ニュースで「雪園」という銘柄を知って、
ネットをいろいろ検索してたら こちらにたどり着きました。 ご参考までに。 「雪園」よ、永遠の銘酒たれ 11年ぶりに復活、販売へ かつての醸造元工場長、五條酒造の吉川さん /奈良 毎日新聞2017年4月25日 地方版 2006年に閉鎖された奈良市内の老舗醸造元がかつて造っていた日本酒「雪園(ゆきその)」を、元従業員の吉川勝信(まさのぶ)さん(56)=田原本町八尾=が現在勤務する五條酒造(五條市今井1、中元英司社長)で11年ぶりに復活させた。「『雪園』を造った人間はもう自分しかいない。名称を永遠に残したい」との吉川さんの思いがこもった銘酒は27日から、奈良市内などで販売される。【栗栖健】 吉川さんは「酒が好きで」、約30年にわたって小売り、問屋、蔵元と酒関係の仕事を続け、1992~2006年には老舗醸造元の工場長を務めた。そこでの大事な役目が、出荷前の最終的な味見だった。 「雪園」は米、米麹(こうじ)、水だけが原料の純米酒。「やや甘口でまったりとして濃く、まろやか。口の中に余韻が残る。よそには無い酒と自負していた」といい、老舗の中心商品だった。消費者の辛口志向もあって、06年に醸造元が閉鎖された時はつらい思いをしたという。 吉川さんはいったん酒造りから離れたが、かつての顧客から「『雪園』はどうなった」と聞かれることがあった。「やはり酒を造りたい」と3年前、五條酒造に入り、昨年末から「雪園」の復活に取り組んだ。杜氏(とうじ)に伝統の味のイメージを伝え、出来上がった酒に「昔の味が出た。本来の日本酒らしい」と納得する。 中元社長は「昔から造っている『五神』はやや辛口。世間の好みはまた甘口に向かっており、県北部での販路拡大につなげたい」と新商品に期待する。 復活した「雪園 CLASSIC」は火入れ酒1升(1・8リットル)が2376円(税込み)。問い合わせは五條酒造(0747・22・2079)。
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tatinomi1 at 2017-06-05 07:04
貴重な情報ありがとうございます。
ご返信、遅くなりご無礼しました。 |
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