その参:「吊り輪」のある森川酒店。 |
西鉄久留米駅前「角打ち名店」森川酒店 なんと、店内は列車。つり革がある。 久留米は不思議な町である。 久留米といえば、久留米絣だが ブリジストンが有名。国策のゴム 栄えた町である。 3年ほど前か、料理旅館「山水荘」に泊まる。 素晴らしい風合いの歴史と伝統の宿。 だが、往時を過ぎているようで 多少手の廻らないところのある感じ。 でも一万円ほどで2食つき。 回遊式の泉水には往時 「舟遊び」が出来たそうな。 広大なる敷地。 食事は見事な欄間のある広間。 素晴らしい料理、ここまでのものとは思ってなかった。 感動である。なかでも自家製「ざる豆腐」には参った。 和服を端正に着こなした齢80を超えるかの女性 宿泊の礼を述べる。ここの女将らしい。 横の仲居さん 「あんひとは、久留米師団長閣下の 娘さん」と教えてくれる。 ここ「山水荘」も久留米有馬藩の屋敷跡だとか。 いまをときめく、成金ヒルズでなく かってときめき、いまも輝く「久留米」 独特の深みと味わいがある。 ■久留米ラーメン「沖食堂」 ここ「森本酒店」 「山水荘」 たまらなく、いい場所である。 哀愁と味わいの肴。 どうみても、大阪に無い味わいがある。 舌先の味でなく、「魂に響く味わい」 正直に言えば、舌先だけの味では 「大阪立ち呑み」が上手かもしれない。 ●だが、飲食店でない、 「心意気」「気合」の酒屋立ち呑み この、ここの、味は、「枯淡」「古典」の味付け。font> 「おいしすぎない」 哲学がある。 ☆おお!11位!感謝です。 ■人気blogランキングへクリック宜しく お読みいただいてありがとうございます。 これからも立ち呑み漂流、宜しくお願い申しあげます。 素朴で真摯な「日本一小さな酒蔵」の日常日記 「地霊の酒」復権友の会推薦BLOG 明日香の霊力の蔵 |
by tatinomi1
| 2007-07-08 14:08
| 立ち呑み名店
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Comments(2)
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project-beppin at 2007-07-10 00:19
“美味し過ぎない哲学”・・・この“素朴”と“地霊の味”と“風土”なくして・・・人の情と機敏を宿すことは出来ませんね・・・。
なんとも・・・落ち着く角打ちの“風合い”・・・飲む“久留米絣”の肌触りがひしひしと伝わってきます・・・。 師匠には、その“言霊”が呼応するようですね・・・いい臨場感がありますね・・・。
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立ち呑みHAKUDOU
at 2007-07-10 05:38
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