「漁珍」にて「山廃香住鶴生」。地場で飲むに限る! |
豊岡の夜。昼乗ったタクシーの運転主さんに 「駅裏にいい居酒屋がある」と聞いたので ホテルのレンタル自転車で出かける。 かなり、駅裏は淋しい。 それらしい店は、発見できず。 えい、どこか探そう。 そのあてりをかなり広範囲に「漂流」していると お、エエ感じ。 なにか、ご主人の「気合」「見識」 を感じる。 丁度、磁力に吸い寄せられる感じ。 『漁珍』 観光客はいない。地元の 酒好き、肴好きのオアシスのようだ。 客の全員が常連さんのような気配。 いいみせである。 この店に来た理由は ただひとつ。 「香住鶴」を飲むこと。 ありました、 『山廃 生』 ●おお、保存状態最高! 関西の銘酒酒場などでは 冷蔵庫に冷やしてあっても安心できない 「味のひねた」のを 平気で出したりする。 さすが地元。 香住鶴を 愛している。 いろんな肴があったが いらん。 香住鶴 一本勝負。 奴を頼む。 ■漬け醤油に吃驚 刺身用の濃醇なたまり醤油のよう。 この地は「濃醇な味付け」なのだろう だから、但馬の酒は 「味の芯がどっしりしている」。 満足の一杯。 これまでに、酒屋の立ち呑みで 乾き物のみで、酒ばかりのんだので、 よし、 「雑炊」を頼む。 ■雑炊に感動。 ・ご飯は下のほうに少しだけ ・美味しい汁がたまらない 「食後」でなく「食中」にいい。 これは、いい。 見事にステキな店。 大将も実にてきぱき感じがいい。 ああ、いい店。 ☆おお!10位!嬉しい。 ■人気blogランキングへ クリック宜しく お読みいただいてありがとうございます。 これからも立ち呑み漂流、宜しくお願い申しあげます。 素朴で真摯な「日本一小さな酒蔵」の日常日記 「地霊の酒」復権友の会推薦BLOG 明日香の霊力の蔵 |
by tatinomi1
| 2007-09-24 12:42
| 日本の国酒
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Comments(1)
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by
遊星ギアのカズ
at 2007-09-24 20:21
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醤油です。Hakudou さんは甘い醤油、受入れられるでしょう?
大分の醤油は、仕込みの際に加糖されている筈。 北陸・山陰・瀬戸内(北前船の航路)と九州では甘い醤油が好まれています。 呉周辺の島嶼部も醤油が甘く、地の刺身や豆腐に良く合います。 再仕込という製法からくる甘さだけでなく、普通の醤油も加糖され、味が調整された結果だと知りました。 富山県高岡市の醤油メーカーのHP「加賀の醤油はなぜ甘い」で興味深く語られています。 ところが、関西も竜野市以東は醤油は甘くなく、関東で「甘い刺身醤油」と言おうものなら、店の人に変な顔をされる始末。 地の酒、地の醤油、地の魚、地の野菜… 旅で、素直に地の恵みを受け入れることで、自分探しができる。ありがたい。 昔いただいた香住鶴。緑一升瓶の吟醸と茶色瓶の山廃「酒談義」。 ともに味わい深く、忘れられない。 (但し、三宮サンチカ某店でちらと見たが、食指は動かなかった…) それと、訂正。先日のコメント、私「豊岡」と「亀岡」を勘違いしいたことに気づきました。 保津峡は亀岡ですよね。お恥かしい限りです。
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