◎赤松酒店の「アスパラ」「まぐろ」「いわし」、それに「じゃこおろし」なかなかの逸品! |
★クリック感謝!! 呑むはげみ、書くはげみ、 ■ 人気blogランキングへ 上のを、ぽちり、クリック宜しく ●順位ダウン、ご支援クリックを ■昨日は、仕事やすみ。久しぶりに神戸立ち飲みを堪能。 三宮の「スミ酒店」「森田酒店」にしようか 新開地散策にするか、迷う。 そうだ、まず マルゲン酒店 にしよう。 開いているかなあ。さあ、どうだ。 お、開いているではないか。 開いているといっても、 半分開いて、半分閉まっている感じ。 開いているのに出くわしたのは2年ぶりくらい。 期待に、胸膨らむ。 ◎中に入れば、おお、マスター。 「ごめん、店、やってない」 「販売機、だけ」 聞けば、中での立ち呑みも 店売りすらやってないとのこと。 「これ、見て、妻の車椅子」 奥さんも足が不自由なのだろう。 店の中も、確かに雑然。 ああ、もうここでは、呑めない。 見事なる、名店の終焉か。 奇跡の復活を願いたい。 「台湾」ご出身、台湾風情の名店! 元町マルゲンを通り越し、 神戸立ち呑みの「我が原点」といえる 赤松酒店 平日の午前の不思議なたたずまい。 マスターは、客席で 鮪を捌いている。 ここの鮪は旨い。 「すき身」が特に旨い。 仕入れから、調理まで 客に見えない部分のこだわりを、コアな常連は 知って、この店を、愛している。 客は、近所のコアな常連さん一人。 いつも、土曜の午後か、 たまに、大阪からの帰りなので そこそこの人数。こんなに静かな赤松は、はじめて。 立ち呑みは、数を廻る楽しみと 「定点観測」の楽しみがある。 何十年、四季折々、時間を変えて、訊ねると また、見えなかった風情が見える。 それも「人につながった」人生も観える。 ここ赤松での、鮮烈な記憶は 震災の後 家から通えず、十三の寮に暫く寄宿 毎週、家に帰る道すがら、一寸立ち寄った 赤松。 コアな常連さんが、避難所から出てきて 「英気」を養っていた。 立ち呑みは 人生の学校 であるちともに 人生の病院 である。 人生の有事に 今の、都会のお洒落な「プラスチック薄板店舗」は なんの役割も果たせないだろうし、そんなことは 考えてもないだろう。 ■前置きが長すぎ、ご無礼。 前置きが、本題化してしまいそう・・・・ さあ、何を呑もう。 今日の赤松、 テーマは「白」に決めた。 先ず、 アスパラ 酒は 「神戸ワイン 白」 いや 「カンチュウハイ プレーン レモン」 おお、これ! さあ、次は、???。 マスターは、煮付けた鰯を皿に盛っている。 「マスター、それ」 おお、旨い。甘辛く煮たのもいいが 薄味のここの味はいい。 この店、「アテには特にこだわる」 外観はさほど良くないが、味は全て旨い。 客がかなり「味にうるさい人士」が多く マスターは、特にこだわる。 この店は「アテ」が売り。おおいに味わうべし! さても、鰯には? これに決めた! 芋焼酎、なかなか。 ◎マスターは淡々と、鮪を捌く。 筋の部位を、薄く剥ぎ取っている。 コアな常連さんとの会話が面白い。 「え、新幹線に乗ったことがない!」 「本当にない。淡路に親戚が多いが、いつも車」 「なら、一遍、京都か明石まで、乗ったらどうや」 「いや、新神戸まで、遠い!」 どちらが、マスターで、どちらが常連さんかわかりますか! 新幹線に乗ったことのないのが、マスター。 昼前の、のどかな、神戸であることよ。 ほとほと 観ずるに、 駆けつけの「軽い立ち飲みフアン」には、普通の店。 コアな近隣の常連は、 グルメ立ち呑み と、 観じて、通うようだ。見事な「神戸立ち呑み」であることか。 上達度で観えるものが 違うのが 立ち呑みの深遠だ。 ■「赤松酒店」立ち呑み指数 ご近所酒徒率:約80 日本酒酒徒率:約20 看板酒(マスター選定銘柄) ※いかにも神戸らしい立ち呑みである。 2008、6,20 ☆ビール好き若奥様強し!。 ■人気blogランキングへ クリック宜しく お読みいただいてありがとうございます。 これからも立ち呑み漂流、宜しくお願い申しあげます。 素朴で真摯な「日本一小さな酒蔵」の日常日記 「地霊の酒」復権友の会推薦BLOG 明日香の霊力の蔵 「地霊の浪漫」計画、進行中。 まもなく発表! お楽しみに! |
by tatinomi1
| 2008-06-21 06:06
| 立ち呑み名店
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Comments(4)
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通りすがりの者ですが
at 2008-06-21 10:12
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はじめて書き込みます。
いつも読ませていただいていますが、今回の「熱い」内容に感動いたしました。 今後も素晴らしい「立ち吞みの世界」を見せてくださいね。
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tatinomi1 at 2008-06-21 10:47
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MSHIBATA
at 2008-06-21 18:22
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立ち呑みHAKUDOUさん
マルゲンさん、そうですか、残念ですね。 先日、赤松酒店で例会を行いましたがマスターの心の広さに感動そして感謝の日となりました。 神戸の立ち呑み、京都と同様に不毛と言われた時期もあるようですが、万歳です。
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tatinomi1 at 2008-06-21 18:58
これは芝田さん。赤松のマスターの人柄は最高です。
マルゲンは本当に残念です。 赤松のマスター、自慢のアテが十分に食べてもらえなかったと 残念がっていましたよ。 神戸立ち呑みの魅力は「アテ」じゃないかと 考えはじめました。 |
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