■夜、ウエブで「渥美清」の俳句発見。しんみり深遠。味わいやよし。ええなあ。 |
★クリック感謝!! 呑むはげみ、書くはげみ、 ■ 人気blogランキングへ 上のを、ぽちり、クリック宜しく ●順位ダウン、ご支援クリックを 先週木曜の岡室酒店のアテ(記事には関係ありません) 今日は、天満の駅前立ち飲み「銀座屋」へ。 大瓶ビール、おから、蓮根煮、〆て530円。 天満は本当に、価格激戦区。 立ち呑みより安い立ち飲みがいくらでもある。 それが、魅力的というわけではないが。 返って、雲海綾工場の「いいとも」麦を グイグイ。こりゃあ、旨い。 ■不味いと思っていたが 大阪十三の名店「呉羽 中島酒店」にキープ 中島オリジナル「炭酸」で割って 独特の「旨い」アテで呑んでいるうちに 好きななってしまった。 立ち呑みとは不思議なもの 「酒の好みまで変わる」 こともある。 ■●■本題 ウエブ漂流していて。 渥美清の俳句発見の記事に出遭う。 その一部を、ここに 「雲のゆく萩のこぼれて道祖神」など旅の句や、 「ようだい悪くなり苺(いちご)まくらもと」 「秋の野犬ぽつんと日暮れて」など 身の回りを詠んだ句など、国民的なスターとは 違う一面をうかがわせる句がずらり。 「花道に降る春雨や音もなく」 は、亡くなる1年半前、95年1月の作として記録が残っている。 花道に降る春雨や音もなく しんみり、いい句である。 男はつらいよ、でひょうきんな役を演じているが 実は、内省の強い、きちんとした方でなかったかと。 ある本で、 母親が、会津藩士の流れで 渥美清に「役者なぞなりませぬ」との姿勢で意見した 内容を見た記憶。 暮らしの細部をあかさず、 死をも明かさなかった「凛たる」生き様に 麗しい日本人の心を感じ、嬉しくなる。 なかなか、味わいの句である。 俳句をつくっていたことも 明かさなかったのが 叉なんとも いいなあ。 麗しい昭和の、麗しい噺。 会津士魂の士である 渥美清 まさに「潔」である。 ☆ビール好き若奥様強し!。 ■人気blogランキングへ クリック宜しく お読みいただいてありがとうございます。 これからも立ち呑み漂流、宜しくお願い申しあげます。 素朴で真摯な「日本一小さな酒蔵」の日常日記 「地霊の酒」復権友の会推薦BLOG 明日香の霊力の蔵 「地霊の浪漫」計画、進行中。 まもなく発表! お楽しみに! |
by tatinomi1
| 2008-06-23 23:14
| 縄文日本の心栄え
|
Comments(5)
Commented
by
syotikure at 2008-06-24 02:12
渥美清には、私も同じ印象を受けていました。
「男はつらいよ」がヒットし「寅さん」役が定着して以降は、役のイメージを損ねるといけないということで他の役は一切受けなかったと聞いたことがあります。 TVCMも、朝日新聞1本のみだったような記憶が。 「男はつらいよ」 いしだあゆみがマドンナ役の「あじさいの恋」と、竹下景子がマドンナ役の「口笛を吹く寅次郎」が好きですね~。
0
Commented
by
立ち呑みHAKUDOU
at 2008-06-24 05:39
x
古来より日本人の美学であった、
「恥じらいの美学」 戦後入りこんだアメリカ習俗。 「反日」左翼教育で見事に打ち砕かれたはずが どっこい、まだ地下水脈のように存命。 これをなくせば「国家の琴線」が揺らぎますよね。 渥美清さんは、この美学をお持ちの 類希な人品骨格のいい、国民的英雄でした。
Commented
by
大魔神
at 2008-06-24 22:52
x
HAKUDOU様
渥美清さんについて実に素晴らしいコメント 目頭が熱くなりました。 「恥じらいの美学」が無くなれば「国家の琴線」が揺らぐ。。 んんんーーーーーーーーーー シビれました。 最近、吉田類さんの「酒場放浪記」を見ています。 飲んだ後に一句出てくるんですねえ。 酒と俳句と立ち飲みは相通ずるものがあるのでしょうか? 今後もいろんなことを教えてください。
Commented
by
大魔神
at 2008-06-24 23:02
x
Commented
by
tatinomi1 at 2008-06-25 06:16
ようこそ!いらっしゃいませ。大魔神さん。
以前教わった駅前立ち飲み。重宝しています。 そこで教わった、「小野酒店」。 大魔神さんのことを思っていると、 以心伝心。書き込み、嬉しく拝見。 「立ち呑み俳句論」 我がこれからのテーマです。 つまり、飲酒行為から無駄を全て削ぎ落とすと 結局、一升瓶とコップが残る。 削いだ後の骨格。共通項です。 またの訪問、お待ちしています。 こんど、小野酒店で一杯やりたいですねえ。 大阪でも! |
<< ★「向井酒店」対「銀座屋」、立... | ■高台の角打ちで、缶詰とカンチ... >> |