■今年特に好きになった豊後大野「牟礼鶴」風土の煌き■ |
●今輝く吟醸系人気酒を紹介するのと真逆 角打ちなどの、枯淡で素朴な飲酒習俗。 それに、ときどき、大分県産酒応援。 麦焼酎「牟礼鶴」。知ってはいたが本気で 向き合っていなかった。10月の大分県の酒を 関西で一堂に会し行われた「大分蔵フェ酒」 見事な酒と料理の大人気イベント.券はすぐ完売。 「越の寒梅」とは、無縁だ。 その中で、持ち帰り味わった二種の焼酎。 「清明」と「牟礼鶴」。子供のころからの 萱島酒造ファンだが、焼酎に関しては今回 「牟礼鶴」に興味。牟礼鶴は豊後大野。 「清明」も、清酒は国東の綱井だが、竹田。 豊後大野と竹田は近い。風土も似ている。 「清明」は、すっきりした清涼感。 名前の示す如く「清らかで明るい」 常圧だが十年熟成のせいか、こなれ感。実にいい。 ■対峙する、「牟礼鶴」。まるで象形文字か 亀甲文字のごとき、呪物感のある文字。 このイメージに影響されたか?。地を這うような 重厚感を感じた。深い深山の清流を汲んだ柄杓水を、 一度,清浄な落ち葉の中をくぐらせたような「地の深み」 これは、舌の記憶に残り、脳裏を離れない。 おや?。こちらは減圧なのに。すっきりした深さは また、秘められた奥深さを呼び覚ましてくれる。 ●この焼酎、なかなか県外では買えない。 この蔵の焼酎、銘柄によってはこの蔵と 近所の道の駅でしか、買えないものも。 之は、まあ、そこまで希少でもない。 清酒蔵。そして、「下町のナポレオン」から、 突然の「大分麦焼酎」ブーム。これにあやかったのか? 1980年、清酒に加え、麦焼酎を発売。 ■なんと、今はやりの女性社長の蔵。 ※パソコンの暴走で書いたものが一瞬に 消える恐怖・・・・。続きは明日とします。 |
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by tatinomi1
| 2023-12-06 10:14
| 焼酎大好き
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■ポッカサッポロ「シン・レモンサワー」ウムなるほど■ |
●今輝く吟醸系人気酒を紹介するのと真逆 紙パック安酒や、枯れた角打ち酒屋紹介など、 旬を過ぎた、時代遅れブログです 安心安定哀愁の定番を買おうとみれば・・・・・ 見かけぬものが鎮座。コープでなければ売れ残り処分かと思う が。コープは信頼があるのでまあ、一応ダメ元で買う。 ●買った理由,サッポロだから。キリンやアサヒは はっきり言って酎ハイの「哀愁味」を理解していない。 若者アルコール甘味大島飲料くらいの位置づけ。 まともに角打ち士向けを作れるのは、宝とサントリー。 ●其処に「ポッカレモン」が加わるかぐわしさはどうだ。 子供のころ「ポッカレモン」は、夢のお手軽レモンの素。 最近はレモン道楽、海外のブランドレモンから国産レモンまで。 飲食店では「生絞り」で提供する店も普通に。 そんな中で、「合成レモン」のような胡散臭いポッカレモン 哀愁に満ちて、好きでたまらない。実際今だ大好き愛用。 酎ハイに「生レモンは」邪魔な異物でしかない。と、私。 現代の若者は違う。違いますよ! さあ買って帰った、さっそく飲んでみるとするか。 甘すぎれば途中でやめて捨てよう。甘すぎは嫌だ。 甘未に哀愁があるかどうかだ。 がないのが心地いい。若者は甘い飲料がS気なのでこういう 偏向したような、哀愁系甘さは許容しないだろう。 明らかに「酒飲みオイさん」を意識した味の設計。 サントリーより、宝の購入層を意識している 甘い哀愁 哀愁の甘さ 甘味大島ではない。「 ここで、メーカーの能書き ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)でレモン商品の開発に携わるレモンのプロ「レモンマイスター」と一緒につくった、「レモンの生果そのままよりも、”爽やかな”おいしさ」。雑味がなく、飲み進めるほどに良さがわかる味わい。いつも飽きることなくお楽しみいただけます。 レモン果汁(アルゼンチン製造、イタリア製造)、ウォッカ、糖類/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC) ●核心は「レモンの生果そのものより・・・」が大切 哀愁に踏み込んでいるということ! 一言「ブログ見た」とお願いします。
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by tatinomi1
| 2023-12-04 14:13
| 焼酎大好き
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■コスパ最強の紙パック2リットル。新潟の「五百万石」■ |
●今輝く吟醸系人気酒を紹介するのと真逆 紙パック安酒や、枯れた角打ち酒屋紹介など、時代遅れブログですが・・・・ 先日コープ神戸の酒売り場。菊正宗の しぼりたて「銀」パックをと行けば見慣れぬ一本。 おや、新潟の酒。定番にはない新顔。 薬品系スーパーなどでは売れ残り瑕疵品など 投げ売りがあるが、コープ神戸は割に見識あり。 まあ、安酒なので「面白がって」試すとするか! 値段がなんと、900円ほど。安すぎて気になるが コープ神戸のこと、信用しよう。信用する! まあ、まずくなく一応そこそこの味で満足するからね。 それ以上は、この価格では求めません、求められません! 新潟の酒はすっきりおいしいが、どうも味がさみしい 秋田の酒は、明るく楽しいがどうも新潟はなあ。 でも、新潟は焼酎でいえば宮崎のような多様性の地。 宮崎は芋、麦、そば、‥‥あらゆるジャンルの焼酎の宝庫。 5年ほど前だったか、いやもう少し前だったかなあ。 新潟駅頭で新潟県内ほぼすべて県内の酒蔵の酒を 飲ませる店があり、その種類と味のバリエーションに感動。 まさに新潟は酒の殿堂。すばらしい。 一口含むと、何やら不思議な飲み口。そりゃあそうだ。 どちらかといえば灘、伏見のナショナルブランド蔵の 「調味系パック酒」。実に飲みやすいものを通常愛飲。 その口には、まったく異なる味わい。はっきりおいしくない。 ●しかし、絶妙に「調味、調整」された大手の腕前 とは違う、自然な落ち着き.枯れた味わい。 比較的新しい(といっても蔵出し8月)ながら 茶色うっすらの、活性炭処理がさほどでもない味わい。 おそらく、新潟の風土で飲めばさぞうまいことだろう。 新潟清酒は燗より常温で飲んでおいしい酒が多い。 燗をしてみよう。ぬる燗、45度くらいかなあ。 其処で飲んでみた。燗により幾分ふくらみが出て、 一口飲んだ違和感が消えた。 格別に旨いとは言えないが、実に安定感のある 昔ながらの酒の「剛直さ」も秘めた風土を感じる。 大量飲酒の古典的飲兵衛にたまらない味わいだと思う。 値打ちのある素敵な酒である。いいなあ、これ。 コスパとしては、まったく申し分なし。お値打ち以上! お見事です、加藤酒造さん! |
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by tatinomi1
| 2023-12-03 16:01
| 日本の国酒
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■なしか!懸賞の「ゴールドなしか!」は特に美味しい■ |
何事も、辛抱次郎。 鳥の鳴き声。よく聞けばなんと「鶯」ではないか。 通常鶯は春は「ほー、ほけきょー」ときれいに囀り 秋以降は「地鳴き」と言って、低空をさすらい 「じゃ、じゃ、じゃ」と鳴く。元々小さく汚い 冴えない鳥なので、まさかこれがあの「鶯」とは 気づかない。そんな中、けさこの鳴き声に遭遇。 さて本題 大分は佐伯。こちらで11月から翌年2月まで過ごす。 このとき愛飲する一つが、八鹿酒造の「なしか!」 実はこの焼酎。秋口に愛飲家キャンペーンがあり ゴールドなしか! という、飲み助の欲しがる高級焼酎、買えない逸品。 一度飲みたいと思い応募もと思うが。私は籤運ゼロ。 そんな中、秋口に近所に呼ばれた「およばれ」で この雄姿、ご尊顔を拝することになろうとは。 ![]() ![]() 裏を見れば、なんと、カント、寛と・ 「豪州産大麦」 とある。国産にこだわる中で、なぜ?なしか! 思い出した,八鹿酒造の銀座の高級店向け 高級ブランド商品。金持ちのオイさんが 好んで飲むらしい、大分を飛び出した酒。 「銀座のすずめ」 確かこの原材料表記にも豪州産と あったように記憶。今度確認しよう。 大分らしい風土を消し去り、国際的な すっきり、上品な味になるのかな?なしか! それ以上に 大麦100%の原酒を使用した 『なしか!の素』 ちゅうんがえなあ、寛ちゃん!なしか! |
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by tatinomi1
| 2023-12-02 10:40
| 焼酎大好き
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■大分市3大角打ちの「天社酒店」その常連の渋さ■ |
たぶん「獣医」の壁もだろうなあ。 それはいいのだが、パソコンが誤動作。かなわない。 また今日もおかしい。せっかく書き込んでも「水と消える」 まあ、暇だからいいとはいえ、やはりつらくなる。 思いのたけを込め、今を時めく「新しい売れっ子酒」 紹介は私でなく、なんぼでもいる。私は役目でない。 ■わが使命はこの世に生き残る「古典角打ち」紹介。 でも、まったくもってパッとしない。パッとしない 人気がない。そんなの、ブログで書いても誰も見ない。 難題、本題 ●知っている人は知っているが、知らない人は知らない 大分市の「三大角打ち」。県庁近くにある 長浜神社その近く、徒歩3分に国宝的に鎮座増する 御手洗酒店 実は、もう二軒おはします。その店の名は 「天社酒店」もう一軒は「おおはた酒店」 今回はその「天社酒店」です。 ■とにかくの素朴、本格角打ち。 そのわけは・・・・・・・・・ ①酒は決まった看板酒(100ミリ売り吟醸なし) ②あては、乾きものか、練り物メイン ③値段は店売り価格に乖離しない ④常連が8割以上を占める ①~③は探せば地域に3%くらいはあるが、 ④が難題。全体の2パーセントありなし。 ■では、その店の味わいの流儀と 常連の、常連である深みを一枚の写真で お見せします、お店しますは、店主のセリフ。 ①看板酒は、ここでは看板焼酎 ②しかも銘柄が八鹿酒造の第三の麦「なしか!」 ③紙皿の代わりに「紙盆』これは希少 まあ、ここまでは100軒くらい回れば2軒くらいはあろう。 だが、ここに注目.こんな些事には気づかない。 ここが核心 ●キープに紙パック焼酎を使う見識 ・保存に場所を取らない、清酒のように劣化しない ●キープの名札代わりに、この「名入れ」 キープ焼酎の銘柄に絡めて書く この見識は見事すぎる! ブログ、お読みいただき感謝申し上げます! FBやってますので、ぜひ。 |
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by tatinomi1
| 2023-12-01 15:35
| 立ち呑み名店
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