農家「食堂」なんと饂飩100円の哀愁味。 |
週3度ほど行くダム湖サイクリング。 16キロほどを90分くらいかけて走る。 もともとハイキングコースなので景色はいい。 ダム湖に着けば、サイクリング専用道があり これまた快適である。以前は、この途中に 新田酒店があり「山間の立ち呑み」が出来た 牧歌的な話題のなんとも味のある店だったが ここも廃業。 食堂なら「箱木商店」があるが、 いかにも食堂然としており少し物足りない でも、「味」も「味わい」もいい。 おでん定食のおでんだけを貰い カップ酒の空き瓶で出る酒を飲む。 そうこうしているうち、 思わぬところで、お店発見。 まさに農家が副業に、近所の方を お客として、オアシス的空間を提供しているのだろうか。 中にいれば、農家の台所のような懐かしさ。 先祖の地大分県国東半島の農家に見かける台所 を彷彿。なんとなしに、懐かしい。 ご主人が、自分で改造したらしい。 見事なものである。 カウンターに座ったが後ろを振り向かば まさに家庭の食堂にある、テーブルと椅子。 こういう風情がいい。 店の造作はご主人。料理は奥さんの 手にかかり、メニューが出来たそうだ。 饂飩 100円 たこ焼 100円 すき焼き 380円 丼物もある 趣味で近所のオアシスとして やっているようだ。店が知り渡り あちこちから客が来るのはかえって迷惑 人知れず、ほそぼそやりたい方針との事。 ステキな店である。 「グルメ」だの「ミシュラン」だのかまびすしいが こういう山里のひっそりした店の 味わいは、捨てがたい。 『立ち呑み』を愛する精神とは、案外 このあたりにあるのかもしれない。 「アテ喰い」から入る「立ち呑み」とは すこし異なる道かもしれない。 あっさり、塩分もすくない 味わい深い饂飩。 家庭料理の延長のような味 100円は安すぎる 日本酒を所望したがなし。 焼酎にする。 「いいちこ」 しかなく、仕方なく頼む。 大きな家庭用のグラスに 半分ほど入れ、そのあとご主人 「お湯ですか、氷ですか」 との質問に、そのままで飲む旨伝えると ご主人思わぬ行動に。 なんと、半分ほど入っていた焼酎を すりきり一杯まで入れるではないか。 メニューでは 焼酎 100円 ごっくん呑んだ後でも、この量。 帰り際、勘定をお願いすれば 驚くなかれ 200円 それは、あんまりなので 焼酎が2倍の量なので 300円払わせていただいた。 山間のオアシス 不思議な出会いに感謝 ■お読みいただきたく存じます■ ②馴染みの立ち呑み酒店などで販売中 小部数のお預けですので、 補充が行き届かない場合もあります。 ご容赦ください。 ◎ブルーの店名をクリックいただけば お店の情報が現れます。 (korikoriさん、慕撫さん勝手にリンク、お許しください) NEW ■北九州・若松 港の酒屋 みつばや 山際先生、益元先生のご紹介で 置かせていただきました。 ■大阪 岡室酒店 発売中 西海酒販 発売中 呉羽中島 発売中 祭屋梅の助 発売中 ■神戸 赤松酒店 発売中 神戸かくうち 発売中 ■広島 やよ福宣伝酒場 発売中 立ち飲み善吉 発売中 ■大分 御手洗酒店 発売中 ■佐伯 長木酒店 発売中 ■明日香村 脇本酒造 発売中 ■北九州・門司 田村酒店 発売中 本のご案内 ■ブックデザイン、装丁をお願いした 甲田哲也 氏の所属する (株)モノリス サイトにある ここをクリックください → 「だいこんおろし」 別館入り口 「中国海軍の威嚇」 メール : tatinomi@hotmail.com |
by tatinomi1
| 2010-04-25 07:39
| 縄文日本の心栄え
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Comments(3)
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