呉羽中島「鶏肝しぐれ煮」の旨さに参った、参った。 |
クリックお願いします ![]() ![]() アテ喰い系の立ち呑み愛好家ではないが、安く旨いものには目がない。 おとといの十三は「中島酒店」。メニューを見れば「鶏肝しぐれ煮」 まずは、とりあえずの「日本酒」を頼む。いつもおなじみの看板酒 富貴 である。ここで呑む富貴は最高に旨い。富貴という酒 3年ほど前から私の好きな「輝くような味」となり立ち呑み酒 のなかでは秀逸の部類。酒質の落ちる蔵が多い中貴重である。 鶏肝しぐれ煮 酒が先に出て、待つことしばし。おお、出た出た月がじゃあ「炭坑節」 出た出た「鶏肝しぐれ煮」。おや、冷たい。普通は室温だが 冷蔵されたままの温度である。箸をつければさくっと。 味付けも絶妙。旨いの何の。居酒屋でもなかなか旨いのには 出くわさない。最高の部類である。思わずマスターに 「上手に炊いたなあ」と聞けば、違った返事。 ![]() 「完成品を仕入れですよ。これだけの味をうちで造ったら 1000円でも売るのが惜しいくらしですよ」 名店には、その味を背後で支える「惣菜」の バックアップ体制が、歴史の深みとの重層で存在。 重層の十三名店、奈良ではの浪速文化。 この店に入る「紅生姜天」も秘密の仕入れ先があり この店の味わいの根本がある。この「鶏肝しぐれ煮」 メニューに加わり2日目とのこと。目ざとく見つけ 感動の輪に入ることができた。このほか、ここのこだわりの なかで、私が好きなのは 朽木村のなれすし 合鴨ロース 酒屋の立ち呑みでこれほど旨いものが 安価で味わえるのは、浪速立ち呑みの文化であり、精華。 椅子あり店舗より旨いこともしばしばある。 ![]() 焼酎。それも雲海酒造の「いいとも」。これを自家製の ソーダ出割り、それにこの「合鴨ロース」をあわせれば 最高の味わいとなる。 ![]() この日。乾き物4番が評判。胡椒の聞いた海老せん。 丁度立ち呑みにふさわしい分量が受けるのだろう。 ![]() 独特の伝票符丁。てだれた立ち呑み習俗である。 浪速立ち呑み文化の奥行きを感じる。 ![]() ■お読みいただきたく存じます■ ②馴染みの立ち呑み酒店などで販売中 小部数のお預けですので、 補充が行き届かない場合もあります。 ご容赦ください。 ◎ブルーの店名をクリックいただけば お店の情報が現れます。 (korikoriさん、慕撫さん勝手にリンク、お許しください) NEW ■北九州・若松 港の酒屋 みつばや 山際先生、益元先生のご紹介で 置かせていただきました。 ■大阪 岡室酒店 発売中 西海酒販 発売中 呉羽中島 発売中 祭屋梅の助 発売中 ■神戸 赤松酒店 発売中 神戸かくうち 発売中 ■広島 やよ福宣伝酒場 発売中 立ち飲み善吉 発売中 ■大分 御手洗酒店 発売中 ■佐伯 長木酒店 発売中 ■明日香村 脇本酒造 発売中 ■北九州・門司 田村酒店 発売中 本のご案内 ■ブックデザイン、装丁をお願いした 甲田哲也 氏の所属する (株)モノリス サイトにある ここをクリックください → 「だいこんおろし」 別館入り口 「天領日田」 メール : tatinomi@hotmail.com |
by tatinomi1
| 2010-05-15 08:08
| 立ち呑み名店
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