虹の宴「瀧鯉」の酒。もうこれで終わり。 |
10位復帰、感謝申し上げます 応援クリックお願いします ◎別館久しぶり更新 「牧歌的風景」 灘の酒で今好きな銘柄は「仙介」。仙介の前は 木村酒造の「瀧鯉」。味の輪郭がはっきりして品のいい酒。 残念ながら廃業。寂しくてたまらない。いい酒だった。 この「瀧鯉」。コープ神戸の「虹の宴」をOEMで醸していた。 純米が4合瓶で640円。一般的には1000円の酒をはるかに凌ぐ。 コープ神戸の見識と、木村酒造の良識の綾なす技。 ◎廃業後、「瀧鯉」のブランドは残り、櫻正宗で醸している ようだ。先日買って呑んだが、全く違った味。 残念ながら、これを限りに「瀧鯉」はのまない。 あの「品格酒」の記憶が汚される。 ■嬉しい出会いも。瀧鯉廃業後、「仙介」を訪れる機会 仕込みを見学できる幸運。若い杜氏さんと話しているうち 思わぬ話に。なんと、現仙介の杜氏さん。ここに来る前 「瀧鯉」にいたとか。 杜氏さんの口にする 「仙介」の核心は 「押しの強さ」 輪郭のぼけた、すっきりだけの酒に どこもかしこも、固まる中、 見事な見識。 そうだ、あの、瀧鯉の 「濃厚な品格」 これに通底しているのだ。 2つの蔵は、繋がっている。 奇跡のように嬉しいことだ。 呑むほどに深まり行く味わい。 ■今もてはやされる「同じような味の酒」 確かに一口、二口は旨いが飲み進むと 頼りなくなる。もともと大量飲酒者向けでなく 吟醸酒場で6勺500円くらいで売ることを 想定しているだろうから、飲み始めだけ 旨ければいいことになる。 「つまみ飲み」の方向けにはこれでいい。 ここばかりに群がり、大量飲酒の 飲み手に目をむけなくなったのも 「日本酒衰退」のある一因であろう。 ◎そんな中、先週。コープ神戸で 売れ残りの「虹の宴」を購入。 昨年8月の蔵出し 瀧鯉廃業なかりせば、 こんなたな晒しの酒は断じて買わない。 今回特別、 あの「瀧鯉」残り香に 出会うため。 ■呑めば■ 多少劣化は見られるが、旨い。 輪郭の「確」とした銘酒。 素朴で純朴で真面目な品格酒。 呑むほどに「いろんな味」が 浮かんでは消え、楽しい。 こういう酒を飲むと「楽しくなる」 最高の酒である! 瀧鯉さん、ありがとう! 素朴で珠玉のブログ 以下クリックを、 「日本で一番小さな蔵の酒造り」 ●前代未聞、「酒と本のセット」申し込み受付中! ■大分麦焼酎の見識サイト■ 暫くの休止期間を経て 見事に再開。 目の覚める画像と 迫真の筆致。 焼酎ブログの至高。 →以下クリックで 酎州大分の麦焼酎バンザイ 10位復帰、感謝申し上げます 応援クリックお願いします |
by tatinomi1
| 2010-06-06 08:22
| 日本の国酒
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