「おおみや」こりゃあ神戸の角打ち原点。味のある店。 |
応援クリックお願いします 今日は、慕撫さん、写真酒さんと、濃厚な九州酒。 かねてより味わいの視点「写真酒さん」の良く行かれる 乙中通りの 「おおみや」。 ここでのもうとなる。 はじめてゆく店。検索をかけても なかなか出ん。まあ、しゃあないか。 3時間ほど早く着き、近傍徘徊。 本来、行くべき。「立ち呑み、角打ち」の境界学習の店 「山田酒販」が気になる。ここは、酒ばかりでなく米も売っており 以前、「兵庫産米」を買って帰り、喜ばれたことあり。 酒と米は同根。そりゃあ、旨いわけだ、 ◎早く着き、ここ「山田で」いっぺえ、と思うが、 写真酒さん、慕撫さんにわりい。で、こん店ン 前を通過。東に行けば。いかにも、「立ち呑み」を していそうな店。 ■「立ち」「椅子」混在の店。 店主は感じがいい。 「勝手に店内をブログに載せるのは、やめてほしい」 黙って勝手に載せるひとがあり困ると。 前の酒屋はお金持ち。うちは貧乏。おお、「面白い」。 初めての 「おおみや」 これは、完璧なる「角打ち」である。 ここがいいのは、 入ったところに、先ず「立ち」のテーブル。 奥には、「椅子席」。不思議に思い 「大阪にはこういうスタイルは無いですが」 とたたみかけるように聞けば 「なあに、土地も安いしこういうことが出来るんです」と。 写真酒さんは、ここの常連。好きになる理由が分かる。 角打ちの「てすさびに」 海苔 チーズ クラッカー をもらい、応用をかます。 ここは、見事。チーズが。 関西の、「三角」 九州の、「四角」 どちらもある。やはり、クラッカーサンドを こさえるには、「四角」がいいなあ。 九州んモンの独特な飲み方に「角打ち」流儀がはまる。 奥の椅子コーナーのグループと、こちらのグループと 2組のみ。オーナーは奥のグループに混じって 歓談中。他に客は来ない。落ち着ける店である。 いうなら、浪速立ち呑みにはない 神戸角打ち 独特の哀愁。 ◎それから、「立ち呑み」「角打ち」の境界 を探りに行こうと思った、 「山田酒販」 三人とも、ここのファン。みせの前まで行って、あら、マツムシが。 鳴いてない。ちょうど閉店。まあええか。良く考えれば 「おおみや」のほうが「角打ち」色が濃厚。 浪速立ち呑み愛好家から見れば、「おおみや」のほうが面白い。 そういえば、 この近くにあった 「三栄堂」 ここは、完璧な角打ち。 ご高齢のママさんの醸す世界は濃厚であったが すでに廃業。ああ、惜しい。 先ほど、東急ハンズで買った 「ネオジウム磁石」でお遊びなどで 大雨の、哀愁酒は、進む。 ◎このあと、先に発見した、「不思議な角打ち」 の噺をすれば、さすがは「一級角打ち士」の ご両名、そこは、 「しっとる、しっとる」 流石の八郎。お見事。 大雨の中、行き。ここも、 ①手前の立ち席 ②奥の椅子席 店主は、奥の椅子席を勧めるも 我々は「立ち呑みの流儀」頑として「立ち」 「雨漏りにご用心」とマスターは優しく 味わいあり。 ここも、「おおみや」に同じく 個人客より、グループ客。 奥のテーブルに、2組。和やかに歓談中。 雨は降る降る 人馬は濡れる 越すに越されぬ 角打ち坂 ★慕撫さん熊本、写真酒さん福岡、ワイは大分 偶然の3県そろい踏み。ならもう一軒と、 先日、「センスと人品骨格の秀でた」ズミさんに 教わった、南京町のバー、を話せば 「しっとる、しっとる、」 2人とも、良くご存知。このご両人には 「こんな店発見した」は通用しない。 〆に 「マティー二」 を飲み 夢のような 幽玄酒を終わる。 ああ、ええ、うう。酒。 絶妙な酔い加減。 良い加減。 ハハハのハ! 応援クリックお願いします ■別館更新■ 『汪先生辛いもん講座』 ご覧下さい! |
by tatinomi1
| 2010-06-19 06:23
| 立ち呑み名店
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Comments(4)
昨夜は雨の中、ありがとうございました。
普段呑みの「角」も旨いんですが、名人技には敵いませんね。 本当にありがとうございました。
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立ち呑みHAKUDOU
at 2010-06-19 17:06
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雨の中の「角打ち徘徊」なんとも味わい深く楽しい時間。九州んモン同士の酒は格別。「おおみや」の味わいにふれ人生ええもんじゃあと嬉しくなりました。「山田酒販」は一緒に行かなくてもみんなおのおの以前から行っている店。ここが終わり行った「H]さんの哀感はたまりません。ロシアの映像の魔術師「タルコフスキー」の、水テーマの独特の哀愁を感じました。まさに夢のごとくに素敵な幽玄なる一夜でした。BARではご馳走になりました。また参りましょう!
いつもながらの、いやいや、いつにも増しての楽しいひとときをありがとうございました。「雨」でよかったですね!
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立ち呑みHAKUDOU
at 2010-06-19 19:36
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雨というのは独特の味わいをかもし出しますねえ。「H」酒店での雨漏り酒。これこそが「角打ち風情」ですねえ。
◎「立ち呑み」と「角打ち」の境界。煮炊きの有り無しが決定的な境界になりますが、昨日の2軒を味わい、意外なところにわかり易い境界があると感じました。 ◎すなわち「メニュー」と「料金表」です。あわせ伝票です。飲食店マガイ行為のお目こぼしの恩恵に浴さない「角打ち」では、もともと飲食店の特徴である、「メニュー」「料金表」は無いのです。このあたりが良くわかりました。 ◎今後この視点であちこち確認してみませんか。 心から楽しい、いい酒。ありがとうございました。 |
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