関西は「三角揚げ」、その一理に「立ち呑み」の流儀アリ! |
応援クリックお願いします ![]() いま気になっていること。「厚揚げ」のカタチ。 関西では「三角」。九州は「四角」。 なぜ関西は「三角」か? 確かに、どうみても「四角」より「三角」が理にかなっている。 だが、最終の「食べる・食味」の所にのみ視点を あてれば、「四角」のほうがいい面もある。 九州では、「四角」。関西では「三角」がなぜここまで 徹底されているのか考えると、 ・火の通りがいい ・形状的に美しい だけでは、片付かない問題である。 ここに、ある、一つの視点を 提起しよう。 立ち呑みの流儀 からの視点である。 ・拙著「立ち呑みの流儀」P118 「立ち呑み小皿」の項目である。 すなわち 酒屋の立ち呑みでは、狭いカウンターに 皿に盛ったアテをずらり並べるわけであるが 「小さい皿」に大きく盛るのが長年かかって 生み出された知恵。すなわち、 「小皿」 が鍵である。 関西立ち呑みでは「おでん」は定番。 具では「揚げ」「すじ」「大根」が人気。 では、その状況の中で、なぜ 関西は「三角揚げ」 かを 再び、 「紙モデル」 で検討してみよう。 ■「あげ」、「すじ」の場合■ ◎居酒屋の場合、大きめの皿なので「四角揚げ」でも収まる。 ![]() ●しかし「立ち呑み」の「小皿」に盛ればこうなる! ![]() どうも、揚げの安定が悪い。 ●これが「三角揚げ」なら、すきっりおさまる。 ![]() ■「あげ」「大根」の場合■ ◎居酒屋の場合、大きめの皿なので「四角揚げ」「大根」でもすっきりおさまる ![]() ・だが「立ち呑み」の「小皿」の場合、おさまりが悪い ![]() ・これが「三角揚げ」なら、すっきりおさまる。 ![]() 意外にこういう なんでもないことが 「事の本質」だったり。 と、考えたりの 今日、このごろ。 応援クリックお願いします ![]() ■お知らせ■ ![]() 読んで酔う本「立ち呑みの流儀」 呑んで酔う酒「立ち呑みの流儀」 明日香の地霊の蔵 脇本酒造で発売中!<> 残りわずか。 国酒の将来のために、コメント 応援書き込み是非よろしく。 社長に成り代りお願いします! 素朴で珠玉のブログ ◎申し込みも以下へ 以下クリックを、 「日本で一番小さな蔵の酒造り」 ★別館も御贔屓に★ 立ち呑み漂流別館(国酒の将来を憂うる) 更新:「耕運機と蛇」 更新 |
by tatinomi1
| 2010-07-04 08:00
| 立ち呑み名店
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