「弥栄鶴」地霊の酒に茨木の角打ちで出逢う |
宜しくお願いします 応援クリック 寒さが到来。昨日は東日本で大嵐だったよう。 不入りピンでは今年最大の台風で大きな被害。 どうやら史上最大の台風のようだ。 娘が朝早く仙台に旅行に出た。寒かろう。 たかじんのそこまで行って委員会 久しぶりに見ると、やはり面白い。 オンラインゲームで、怒り リアルで殺人。笑えない。 ■本題■ 土曜日、JR茨木のプラズマ工場のイベントに。 お客さんも多くにぎわう。 帰りに、あらかじめネットで調べていた 「角打ち」へ。何も控えてなく勘で 行ったが、ほぼそれらしい店を発見。 駅前が再開発中なので分かりにくくはあるが 「酒飲みの勘」で発見できた。 店の入り口に立てば、なんと満員。 何とか奥の隅に潜り込む。 感じのいい上品でインテリ風の女将さん 居心地のいい店内は、名店の赴き。 まずは 看板酒 近く、摂津富田の「國の長」あたりかと 期待したが、さらにマニアック。 古典的な「地霊」の酒。今風のやわ酒でなく どっしり重い酒。 「これおいしいですね、どこの酒?」 「丹後の酒です」 こんな、販売するのに努力の要る酒 を売り、さらにこれを看板酒にする のは、相当な見識と、努力。 ◎舌先だけの「いかにも一口旨い酒」でなく こういう、渋い「地霊の酒」を置く店 見事。 酒もうまけりゃ、あても旨い。 「変形国東塔」 三角揚げ、筋肉ともに見事。 上等な牛筋をいい出汁で。 おでん豆腐がなかったので「きんちゃく餅」 これも上品で旨い。 これが弥栄鶴 店内は実にいい感じ。落ち着く。 前の棚に「和楽ー白州正子」が置かれている 店の味わいが汲み取れる。 およそ、こんな店内 弥栄鶴の「赤酒」を飲もうかと思ったが 純米にする。 あては、コロッケ。 この純米酒、まさに琥珀色。古酒とも 見まごう、色と味。 地域の風土そのままの深い味わい。 ◎恐らく、地域で愛され続けている酒だろう。 「華やかでやわ」な酒を好む吟醸至上主義者 には、癖がありすぎ「重い」ので 「一口」では良さが分かりにくいだろうな。 「歴史ある味は、教えて伝承」 今をときめく奇形のような「馬子にも衣装酒」 も、客寄せパンダとしての効用はおおいに評価。 でも、こういう風土の文化を湛えている 地元の酒を、真心を込めて客に教え 酒の味の「核心」とは何かを 伝えることこそ、 本来の酒屋ではないか! この名店に教わった。 宜しくお願いします 応援クリック ★関西情報テン「カラクリ」で「立ち呑みの流儀」紹介さる★ 読売テレビサイト動画(終わりの部分で紹介ご覧ください!) 「立ち呑みの流儀」本。ネット通販でも多少あるようですが 関西の方は、十三の「呉羽中島酒店」でお求めいただけます。 ■ 別館も御贔屓に 「 立ち呑み漂流別館(ネット暴力糾弾)」 |
by tatinomi1
| 2013-11-11 06:28
| 日本の国酒
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Comments(4)
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公園前
at 2013-11-11 14:18
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行待佳樹さんが若き蔵元杜氏さんです。30歳になるかならないかくらいですよ。弥栄鶴は地霊のお酒ですが、もう一つのブランドの蔵舞シリーズもかなり好きです!
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多田
at 2013-11-11 17:13
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いやあ~大分も寒いです。おでんですね~
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立ち呑みHAKUDOU
at 2013-11-12 06:27
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公園前のマスター
ご無沙汰いたしております。 「強力米対決」見事な企画。是非行きたかったのですが 仕事で無念でした。 ◎なるほど、そうですか。 「弥栄鶴」は地元用 「蔵舞」が県外用 でしょうね。「弥栄鶴」は酒好きでも これがいいという酒飲みは2割いないでしょう。 「蔵舞シリーズ」本来若い杜氏さんの やりたい分野なのでしょうね。 タイムリーな情報、 ありがとうございます。
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立ち呑みHAKUDOU
at 2013-11-12 06:28
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