燗酒に向かない「純米酒」??? |
宜しくお願いします 応援クリック 寒いがさほどではない。 まだまだ、寒くなるには間があるのだろう。 空気が澄んで、すがすがしい昨今である。 昨日は、仕事帰りに近所の「H屋酒店」で。 早い時間にこの店に行くのは初めて。 いい感じで、混んでいる。 大好きな出自不明の「富士の雪」が目当て 実に、身に染み入るように旨い。 和歌山の「世界一統」の蔵出しだが 一切、どこに何の目的で売られているか わからない、謎の酒。 ■本題■ この5年くらい、特に気になるある流れ。 ①日本酒安酒の紙パック化 度数の薄い、超安酒、一升800円位のが目だっていたが (東京などではこの手を出す「立ち飲み」も) 最近は、普通の日本酒も、紙パック化が進む。 酒屋の名店などでは、余り置かないので 酒通の方は、ここまで進んでいる、と驚くだろう。 メーカーは、瓶再生、洗浄、保管、輸送に好都合 客は、持ち帰り、保管、ゴミだし いずれも好都合 ②甲類焼酎のジャンボペットボトル 2リットル、3リットル、2000円くらいで買える。 余り語られないが、被災仮設などで これを買って、朝から丼酒。 アルコールだから栄養価なし。 不味いからがぶ飲み、アテは取らない。 体を壊す原因に。 この商品は何も悪いことは無いが 飲み方によっては、怖い。 かって、見識の酒の品揃えに感心していた コープ神戸も、こんな状態。 ◎私も、安酒をよくのみ、好みは 「白鶴 ○」良く出来た安酒で、一見おいしく、 たくさん飲んでも旨い。 良く舌を澄ませば分かるが 安酒の嫌味をカバーする技術だろう、ほどほど旨い。 愛飲酒。もちろん、900ミリの紙パック。 ■おいしく飲むコツ 安物徳利、安直盃(厚ぼったい陶器など) 電子レンジ安易燗 アテも、缶詰などの安直系にぴったり。 立ち飲みの店などで出せば ぴったり、はまるだろう。 居酒屋などで、安価な「白鶴キューブパック」 など、哀愁があっていい、しかも 癖が無く、するり呑める。深みこそ無いが・・・。 そんな中での、驚くことあり。 月桂冠の「純米紙パック安酒」 まず、そのまま室温でのめば「なかなか」 すっきり旨い。純米の輝くような深みこそ無いが。 わが、好み 「純米のぬる燗」 55度くらいで飲んでみると、 「こりゃ、いかん。不味い!」 ここは、紙パック酒。裏表に書きたいだけの 「能書き」、見れば・・・・ 驚くべき事実。 燗はするな、と。 これにはびっくり。純米至上主義者はひざを 叩いてよろこぶだろが。・・・ なんとも、複雑な紀文のはんぺん。 燗酒は消え入るのかな? ◎そんな中、「月桂冠紙パック酒」上選本醸造 2リットル 1280円 これを昨夜買って帰り、おなじ55度の燗で この堂々たる感じがいい。酒飲みにはこの感じ! 燗がいいが、欲を出して「冷やしても旨い」と表示。 洗剤に「全温度チアー」と言って、どんな温度でも 良く落ちるのがあったが、 全温度で旨い日本酒は胡散臭い 飲めば・・・・ 普通に旨い、 いや、旨い! 宜しくお願いします 応援クリック ★関西情報テン「カラクリ」で「立ち呑みの流儀」紹介さる★ 読売テレビサイト動画(終わりの部分で紹介ご覧ください!) 「立ち呑みの流儀」本。ネット通販でも多少あるようですが 関西の方は、十三の「呉羽中島酒店」でお求めいただけます。 ■ 別館も御贔屓に 「 立ち呑み漂流別館(ネット暴力糾弾)」 |
by tatinomi1
| 2013-11-13 07:11
| 日本の国酒
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