変形ぐいのみで「富士の雪」 |
宜しくお願いします 応援クリック 昨日はあまりにいい天気だったので、ダム湖に。 箱膳に、燗酒、あて、酒器などをいれ 風光明媚な場所を選び、そこで一杯。 なかなか、長閑な自然の中の「昼酒」を楽しめた。 ダム湖もいい景色! 帰って、高台の角打ちでまた一杯。 長閑な初冬の一日。 ■本題■ 先日行った「H屋酒店」。ここの看板酒の「富士の雪」 が呑みたくなった。和歌山の世界一統の醸すこの酒。 謎に包まれた酒。 和歌山の土着の蔵がなんで「富士」かいまだ不明。 でも、おいしさは明確。輪郭のはっきりした 見事な酒。それはそのはず。見識の世界一統の 醸す酒だから、おいしくないわけが無い。 ※以前撮った写真 ◎たまたま、この日に出たぐい飲み。カタチが面白い 壷などで、木片で叩いて一部を扁平にする技法があるが これは、轆轤のあと、少し指でつまんでやれば出来る。 意図的に狙った造型ともおもえず、偶然こうなったとも 思えず「富士の雪」とともに、謎。 生活雑器の出来損ないかもしれないが、愛嬌あり。 酒を注いで呑むと・・・・ いい塩梅 すぼまっているほうを口に近づけ 「すこん」と喉に落とせは絶妙。 「立ち飲み」でなく「立ち呑み」の 呑むは、日本酒を舐めるように味わって 呑むのでなく、「塊をまる呑み」する ように、スコンと喉に落とし込む様。 吟醸酒場とは違う すこん、すこん。あっという間の2合。 旨すぎて声も出ない。 松浦商店の「福徳長・山廃」も 中島酒店の「富貴」もいいが 「富士の雪」もたまらない。 おでん豆腐、カタチが壊れた分 味が沁みこみ、絶妙の味わい。 そのあと、「おから」をたのむと、女将さん 「商売人はおから、ゆうより、卯の花というて欲しいわ!」 なるほど、納得。 大分県臼杵市では「きらず」「きらす」と呼ぶ。 豆腐のように「切る」こと要らず。が語源。 「あし」を「よし」 「するめ」を「あたりめ」と 呼ぶ類。 おや、店内を見渡せども「おでん鍋」が見当たらない。 ガスコンロにかけた鍋も見あたらない。 やっと発見。 これは素晴らしいアイディア。 炊飯器で煮込んで、保温保存。 つくずく思う、味わい深いいい店である。 宜しくお願いします 応援クリック ★関西情報テン「カラクリ」で「立ち呑みの流儀」紹介さる★ 読売テレビサイト動画(終わりの部分で紹介ご覧ください!) 「立ち呑みの流儀」本。ネット通販でも多少あるようですが 関西の方は、十三の「呉羽中島酒店」でお求めいただけます。 ■ 別館も御贔屓に 「 立ち呑み漂流別館(ネット暴力糾弾)」 |
by tatinomi1
| 2013-11-15 08:07
| 日本の国酒
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