蕪村の愛した「毛馬」。閘門近くで「化け物のような巨大鯉」おお、おお!都市の間に「魔」が。 |
春風や堤長うして家遠し 与謝蕪村 蕪村晩年の「春風馬提曲」のなかの有名な句。京にいて故郷、毛馬を想う。いまならたかだか1時間もかからないのに、その当時は僅かの行き来もままならなかったのだろう。 話は俳句じゃあない。この前、十三から京橋まで、淀川、大川と自転車で通勤の途上、毛馬閘門を望む「大川」で一人の釣り人。大きな鯉を釣りあげた。 大きい。写真を撮らせてと頼むと。怪訝な顔つき。「こんなの小物、コレ見て」半そでの胸ポケットから6枚以上の写真。写っているは、いるは。よくも釣ったり、巨大鯉。 なかでも、コレは大物。「大川の主」か。●当然河川汚染で「臭く食には供せられない」。ゆっくり放つとのこと。 このあたり「天神祭り」の終点近く。 ■私のHP「路地裏迷宮」のなかに毛馬閘門の写真あり。 |
by tatinomi1
| 2005-07-09 09:41
| 路地裏の魔物
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Comments(4)
こんなでかい鯉がいるって事自体おどろきました。
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縄文HAKUDOU
at 2005-07-12 00:57
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異常に大きい鯉。
都市の真ん中で獲れる・ 「富栄養価」の賜物。 汚染した海のほうが、魚は肥える。 本当は、この鯉、「旨い」んじゃあないかと、勘ぐる。なあ。 「江戸前」の魚は、ひょっとして。富栄養の旨みか。 内田百間は「旨い魚はコリコリ。味はない。古くなると味が出る」と。
昔見た漫画・・・釣りキチ三平・・・なら、「大川の淀君」とか名付けられそうな巨鯉ですなあ・・・これを三枚におろし味噌漬けなどにしても臭さはぬけんのじゃろうかぁ?
田舎ンしは・・・どしてん、食いたがって・・・困んがの~!
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縄文HAKUDOU
at 2005-07-13 00:05
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