観光大阪、「立ち呑み」もSNSでの明暗!! |
宜しくお願いします 応援クリック まだまだ暑いというか、まだまだ暑い。 今年は長く暑いとのよそうだが、まさに。 そして台風がまさに関東に上陸寸前。 子どものころは九州が通り道 必ず寄っていたが、最近は コースがだんだん東寄りに 変っている。 ■本題■ 先日久しぶりの、新世界昼酒。 関西人でも、家によっては「新」のつく エリアに近寄らないように、と 言われている家庭も多い。 特に京都人は新世界を好まない。 そのように育ったお二人を メインエリアの新世界に案内。 フェスティバルゲートができてから 劇的に新世界が、拓け、明るく そして綺麗になり、カップル、家族 などでにぎわいのある街に。 あの、昼間から路上に寝転がったり 車座に座りこみ酒盛りをしたり こんな景色が見られなくなる。 路上の、露天販売も消えた。 一番に入ったのが新世界メイン 通りにある、老舗立ち呑み 「のんきや」 さん。おおさかに出てきたころからある。 40年以上の歴史があるということ。 ここのメインは 「アキレス腱土手焼き」 さいきん、とんとおいしい土手焼きに 出逢えなくなった。高級な筋部位の 柔らかい肉の土手焼きは旨い店が あるが、あの 「ゴムのようで噛みきれない」 と、嫌われる、この部位の肉を まるで神業のように使いこなす 店は、まずない。 おそらく、日本最高位の 腕前だと思う。 柔らかい系の「どてやき」は 同じ並びの串カツ 「てんぐ」 のが、一番好き。 飴色にじっくり煮込まれた味わいは 天下一品。単純な味では 高級な筋部位のほうが上手い。 でも、このアキレス腱部位を 煮込み手なづけるのは至難。 浅い専用の器に並べ、 鍋の熱源による温度差も勘案 絶えず、順番を入れ替え、移し 場所をかえつつ、出し汁を加え 四六時中のメンテナンス。 深い鍋で、放置しているだけの 姿勢では、この手の土手焼きは 到底できない。 ■さらに本題■ なぜか、店の前に、人だかり。 手に手にスマートフォン。なんなのだ? かんなのだ?菅直人??? どうも、浪速観光のアジア客。 カウンターがいっぱいだったが 入り口近くが空いたので 間髪を入れず、ずるりと3名なだれ込む。 中国からのお客さんかと思い 聞けば、台湾から。 注文の「つぼ」をつかんでいる。 どてやきをメインになんと、 名物のおでん。 日本語は出来ないので、指先で。 酒は3人とも飲まない。 こんなところでもSNSが。 「関西角打ちガイド」みたいな 角打ち案内も商売になるかも。 今後、日本人はこんな大型店舗に 海外のお客さんが、旧来の 「昭和の味わい店」に行く時代になるのか。 それは、好みなのでしょうがない。 ははは、そんなんどうでもいいわ! 通天閣はいつもおおらかだ。 宜しくお願いします 応援クリック |
by tatinomi1
| 2016-08-22 07:14
| 路地裏の魔物
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Comments(2)
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