■「鯵の丸干し」失敗の巻■ |
食事、洗濯、掃除のあと。長木酒店に角打ちに行く暮らしは 変わらぬスタイルですよ。飽きることもなくね! 佐伯は,唐人干し(鰯の丸干し)、鯵の開きなどの塩乾ものの 本場。もちろん、いりこ、ちりめん干しが名産品。 私の一番好きな干し魚は「鯵の丸干し」。乾燥して カチカチに乾いたのを焼いて食べるその味の深み。 なぜか大分県でも佐伯しかおおぴらには売られてない。 そこでなんとかこさえるも、いつも失敗。 今年も、挑戦。さてどうなることか。 もちろん、えらや内臓は取り除かず、濃い塩水に 一時間ほ浸漬。その後天日干しをする。一夜干しではない 一週間くらいかけて水分がすべて飛ぶくらいに干しあげる。 初めの3日ほどは、いい感じで推移。でもそののち・・・・ 4日目から 強度の異臭 もうおぞましいくらいの腐敗臭。まわり5メートル四方 ほど、死にたくなるくらいのえぐい臭気。 神戸の実家でこさえ、家の者から大顰蹙。でもこちら 周囲に人家はないので心配ないが、まあ本人が退散したい くらいのおそましさ! 原因の一つは一時雨を浴びた。あと夜露を浴びた。 このあたりが気にはなる。 ■ネットで検索(森田健作ではない)するも 回答は得られず。なんのことはない、・・・・ えらと内臓を取りよく洗ってほせばいい、、、 丸干しをわきまえていない 鯵の開きもどき。 内臓も一緒に干すので「丸干し:なのに。 まあこれがネットの限界。 ■これはリアル世界の識者に聞くしかない 初めに聞いたのが佐伯釣友会の会長でもあった 長木酒店の店主、「よう知らん」。 だれに聞いてもわからない。 あの異臭から解放されたうれしさに泣くほど安堵。 ■ある日、長木さんの先にある「今村青果店」 そこのおかみさんに話せば、思わぬ結論に 「あんな、プロはな。温風乾燥なんで」 「湿気が厳禁なんやなあ」 「高温多湿の夏は全部失敗する」 八百屋のおかみさんから真実を聞く。 これまで通算5度トライアル。 4度失敗。 そういえば一度の成功は 厳寒期 八百屋さんに聞いた 「おやおや」話。 |
by tatinomi1
| 2017-09-10 16:16
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