『2倍楽しい』立ち呑みの工夫。ちょっとした、変化を楽しむ知恵が立ち呑みの醍醐味。 |
大阪は京橋、駅裏の岡室酒店直売所(私の行くのは国道沿いの岡室酒店本丸)近くにある、養老の滝の中で全国唯一の「立ち呑み養老」。椅子アリ店よりよほど魅力的な名店。 ■先ず「清酒」と「かんぱちあら煮」〆て480円なり。 おいしく「酒」と「肴」を喰らう。 さて今度は、おでん。いつもここでは、初めに「惣菜4品盛り」200円からはじめる。それから序序におでんや、紅しょうがの天ぷらなどに進む。 この日はロールキャベツと焼き豆腐へと。2品で160円。薄味の上品な旨さ。酒にあわせもう少しエグ味ガほしい。そこで、横をみやれば、さっきの「かんぱちあら」の、残り汁がsるではないか。 あら、かんぱちの汁が、あら・・・・てな具合。冬なので「あら、マツムシが鳴いている」といった自然の風物はない。 ●そうだ、ソーダ。上品は焼き豆腐を、この汁につければおお、「豆腐の煮つけもどき」の味が楽しめる。そう、立ち呑みは「味創造の実験場」。割烹などのような「味の完成形」じゃあないから、創造の自由が許される。 安い金で、頭を使って「自分なりの流儀」があみだせる。こうなれば「二級立ち呑み士」の資格は申請できる。 ドボンと浸して、ぱっくりぽん。おお、異物の味わい。上品な関西おでんに、エグ味がうまれたわい。味のアクセント。「プラスチックの薄板」のような綺麗なだけの店で、こういう真似をしたら、顰蹙をかいますので、ご用心。 あまりの、味わいに。「硝子徳利」と「鶏肉つくね」あわせ280円。値段の割には、驚くべき旨さ。つくねは養老本部でなく、この店のこだわりオリジナル。 ●これも、かんぱち汁で、喰おうかなあ。 ああ、養老の夜は更け行く。日本一の養老立ち呑みに「乾杯」! ●人気blogランキングへ 年末が近づきましたので、 クリック、たのんますなあ。 (年末とクリックの関係は?) はっきり申しあげますが、 ありません。 ランクアップが「次を書き込む」原動力。 |
by tatinomi1
| 2005-12-24 06:38
| 立ち呑み名店
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Comments(2)
しまです。
私もここの養老の瀧では、ビールと4品盛から入ります。 実直そうなマスターと簡単だけどつぼを抑えたメニューはなかなかと思います。 で、立ち飲みの養老の瀧ですが、ここの他にもあるんですね。 ただし、ここ京橋のお店とはレベルが全然違いますので、わざわざ訪問する価値は無いかと… 私は帰り道、喉が乾いた時に寄る程度です。 では。
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立ち呑みHAKUDOU
at 2005-12-25 07:11
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しまさん。情報ありがとうございます。東京の養老立ち呑み行って見たい感じです。東京の流儀を観察するのにいいかも。
東京は新橋周辺の日帰りが多いのでもっぱら「こひなた」「立ち呑み吟」、サクラヤ奥左の居酒屋「かっぱ」が中心になります。 いいお店、教えてください。 |
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