「ツララ太郎」こちらも縄文作家じゃあのう。天性の藝術じゃー。おお、深い夜。太郎さんそのもの。 |
新館の岡本太郎モニュメント。よほどここの先代、岡本太郎に傾注していたのだろう。でもこの宿のHPを覗くと、岡本太郎フアンがここで、敢て結婚式をあげたとか。 宿に聞けば、一番いいのは春先「山菜」のころとか。 匂うが如き、爛漫の春を散策できるのだろう。でも南国育ちの私は「寂たる冬」こそよけれ。 「ああ、キレイ」、「ああオイシイ」、「ああセイケツ」、「ああタノシイ」。 そんな表面じゃあなく、味わいも満足でけるのがエエ。 素晴らしき天性の縄文藝術家、岡本太郎さんに、勝るともおとらない「つらら美」。本当に美しい。おいしそう。 雪を固め投げて、ロックアイスに 。「無味無臭、イオン濾過の純水」のような売り氷じゃあなく、 風土の風も香りも、生活の芥すら取り込んだ氷。 こういう氷で、焼酎を割れば旨い。 「プラスチックの薄板」商業主義は、「不潔だ」「危険だ」の感覚を植えつけようとする。地方の、輝くような名水の里が、都市部のボトル工場地下の「ボロ水」をありがたがって、しかも金を払ってまで飲む異常。感覚の麻痺こそ、商業主義の狙い。まあ、しゃあないなあ。 岡本太郎のモニュメント。素晴らしい。でも、こういう自然の造形はさら素晴らしい。つららなど全く縁のない私は、たまらない魔力。 大阪の場末のコップ酒は最高だが、こういう自然の造形は、更に「命の発露」をくすぐる。ああ、エエなあ。 ●人気blogランキングへ 今年も、ご贔屓のほど 切にお願い申し上げます。 ★引き続き、津軽レポート 続々、更新予定 クリックお願いします。 |
by tatinomi1
| 2006-01-03 17:47
| 路地裏の魔物
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Comments(2)
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ショチクレ
at 2006-01-03 18:44
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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。 津軽のつららでロック、よかですね~。 よく「京都や北海道は冬に行くべし」と言いますが、 雪の降る地域はその時期に行かないと、酒、食べ物、 景色等々、良さが分かりにくいのかもしれませんね。 そういう意味では、この時期の津軽は贅沢ですね。 なかなか目にする機会の無い津軽の風物、期待しております。
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tatinomi1 at 2006-01-03 18:53
いつもステキな写真と文章を楽しませていただいております。
青森の冬は、風土とともに素晴らしいですねえ。 案外、九州と東北は「原日本」つながりがありますねえ。 津軽のつらら割りで飲んだ「赤霧島」は格別でした。 |
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