「伊豆の酒、菊源氏を惜しむ」というHP拝見! |
新橋、こひなたでの燗酒「菊源氏」 ラベルを見れば、福久娘の醸造。 ◎ひょっと、富久娘の「東京進出サブブランド」かとおもいきや。 意外な事実に。 この「菊源氏」由緒正しい伊豆の「地霊」酒。 不運なことに、というか、日本酒の衰退のせいか 本来の 脇田酒造→東洋醸造→旭化成と経営母体が移り いま「オエノン」というグループの傘下で、 同じくその傘下の「福久娘」が醸造しているようだ。 経済に疎い私が、本で読んで驚いた 「経済は文化を駆逐する」のまさにいい例。 地元のフアンは、万感胸に迫るものがあるだろう。 ◎いくら「最愛のブランド」が残っても その酒の醸された風土、人情を離れ 食品工場のようなところで「作られる」ものを 同じように、愛せるか。 近年の「大吟醸」「女性向け」少量飲み「高価酒」ブーム。 「酒おススメ酒屋ブログ」「酒つまみ飲みブログ」 で紹介されるのは「今風酒」。 皆で同じような酒を紹介し合っている傾向。 間違っても「菊源氏」が紹介されることはないだろう。 要は「酒の表層」にしか、反応しない現実 これにターゲットは、当然 「日本酒文化」の崩壊は時間の問題か? いや、そんなことはない と思いたい。 こういう現状では、「菊源氏」のような 地元に愛され、地元に「味の基本」を置いた酒は どんどん淘汰されるのか? ■風土、地霊を切り捨てて 全国区プレミアに成り上がる酒のみもてはやす 今の世の中では、消え行くのみなのか。 万感胸に迫る、この「菊源氏」の 甦りを願う、愛情の筆致。 涙無しに読めようか! 見識と愛情郷土愛 ☆クリックして、読んでください! 「菊源氏復活!へ」 ■立ち呑み名店「新橋・こひなた」で 素晴らしき「菊源氏」との出会い。 人生、こういうことがあるから、楽しい。 「酒は味だけでない、 浪漫がある!」 ☆おお!11位!感謝です。 ■人気blogランキングへクリック宜しく お読みいただいてありがとうございます。 これからも立ち呑み漂流、宜しくお願い申しあげます。 素朴で真摯な「日本一小さな酒蔵」の日常日記 「地霊の酒」復権友の会推薦BLOG 明日香の霊力の蔵 |
by tatinomi1
| 2007-07-14 09:58
| 日本の国酒
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Comments(2)
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project-beppin at 2007-07-14 13:56
師匠の紹介された『伊豆の酒、菊源氏を惜しむ』のぺージ拝読いたしました・・・。
>大企業の弊害か、製造部門と販売・マーケティング部門には大きな壁があったようで・・・という件(くだり)・・・ “好い酒を造れば(黙っていても)世の中の人は判ってくれる”という職人気質を貫いた小室杜氏他の“入魂”の銘酒が伊豆の蔵の“地霊”と共鳴する「菊源氏」だったんでしょうね・・・正に、心まで“清き酒”の酒質・・・他の蔵までが感化されるほどの・・・。 一方で・・・大手傘下に入ったこの営業販売には・・・その迸る杜氏たち造り手の想いは届かず・・・“米醸造アルコール”としての“商魂”で売られ行く“悲哀”・・・。 あぁ、それにしても悲しいのは・・・地元の酒屋は、無くなってから、憂う前に・・・何故になぜに地霊のおわしまするこの“銘酒”に見向きもしなかったのか・・・大手の営業を叱咤しなかったのか・・・。 大分の酒屋でも然りです・・・地の酒を相手にせず・・・自分(酒屋)の気に入った全国の“銘酒”で酒を語るふりで客を寄せる・・・地の酒の“風土”を飲めなくなりますよ・・・“清酒様のアルコール”を飲む時代なんですかね・・・。
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by
立ち呑みHAKUDOU
at 2007-07-14 15:26
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