■「男の港」~「三楽」に帰結。この夏、改めて「三楽」を見直す。 |
バラック自炊生活。 バラックには、焼酎・泡盛30本くらいある。 着いた14日は、一応味見。 佐伯の「無敵」「夢滴」「男の港」 「佐伯小町」 臼杵の「常蔵」「常蔵・黒」 「嵐影」 から飲み始め、国東、熊本、鹿児島、宮崎、 泡盛、酎州大分さんにいただいた「青酎」。 泡盛は、崎山酒造廠の 「無濾過。松藤」にあらためて、感動。 貯蔵年数、プレミア、に無縁の実力をみた。 ■まったく、淡々たる条件のなかで 「同温度」「同器」「比較飲み」で 実力は良くわかる。 ●郷里の、100年続く焼酎専門蔵「小野富」の 「男の港」。 以前、名前の「通俗性」から忌みきらっていたが 宮崎焼酎の泰斗「けんじ」さんのご意見 大分麦の伝道師「酎州大分」さんのお褒めから 買って飲んでみる。 目からウロコ、状態。 おお、このなかには、 小野富のすべての美学が濃縮されている。 「色つき焼酎毛嫌い」のワイ、目から、涙。 懐かしい味わい。深みも絶品。 もう、ほとんどこの世にないが、 「プレミア焼酎」のおかげで 味のわからない御仁が、こういう珠玉の焼酎を 飲む不幸、無念が薄められる、プレミアもいいこともある。 でも、ひとつ難点。 「後味がいまひとつ」 ◎「色つき焼酎の最高峰」より やはり小野冨の「古樽樂」に軍杯、ワイは。 でも、「色つき」フアンには、これが至高だろうなあ。 15日、16日、17日、18日 薮刈、掃除、洗濯、家の補修、食事作り、とバラックで 日常のすべてを「自分で作る」 縄文生活を送っていると。 不思議と 「三楽」に好みが近づく自分を発見。 ◎そうか 暮らしに根ざす、日常に根ざす日常には 「三楽」 個性とか味わいとか深みとかは 不問に飲まれる世界が 厳然として、ある。 これが、これまでの、いやこれからも主流の 焼酎文化である。 都会などの、生活感と切り離されている場では 地霊感濾過の「プレミア系」が受けるのだろう 大分の、地元の酒飲みオイさんの 昔からの愛飲焼酎、 やっと、わかったなあ、愛される理由。 ■あの大好きな国東の安岐の南酒造「とっぱい」 蔵の近くのスーパーにゆけば 「とっぱい」より圧倒的数量、しかも種類 都会の人士は信じられないだろうが、 これが、現実。 焼酎ブームというのがかってあったが、 本当に、あったのだろうかと、疑いたくなる現実である。 薮刈のあとの「三楽」は旨い。 おお、人生に 「三楽」あり。 ◎三楽の賛は次回。 地霊の磁界に、誘導されるなあ。 ☆おお!10位!感謝です。 ■人気blogランキングへ クリック宜しく お読みいただいてありがとうございます。 これからも立ち呑み漂流、宜しくお願い申しあげます。 素朴で真摯な「日本一小さな酒蔵」の日常日記 「地霊の酒」復権友の会推薦BLOG 明日香の霊力の蔵 |
by tatinomi1
| 2007-08-19 17:35
| 佐伯・墓地バラック生活
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