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「立ち呑みの流儀」発売中★「酔ってらっしゃい、魅てらっしゃい」、浪速の立ち呑み研究家の、漂流エッセイ。汚れた画面の背後にある、「コップの美学」をお楽しみください。
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●「幽けきもの」に耳を澄まそう。「声無き声」に耳を澄ませよう。


●不要なものは排除しょう。酒屋の「立ち呑み」は究極のシンプル。それでいて、こころ満たされる。


●自分の「感性」を可愛がろう。マスコミや時流に乗った「プラスチックの薄板」のような人間の「たわごと」に乗らないようにしよう。「吾は我」。好みに高低も貴賎もない、「目をつぶるなかれ」。自己のセンサーを信じよう。

●「デザインされるな」。「プラスチックのようなセンス」
に覆われるな」。

●「人生の些事」こそ生きる糧にしよう。古代縄文の民の愛したのは、身辺の名もなき草花。




生きる力の源は身近にある、「心が曇ると」それが見えない。







縄文の「素朴な命」を遊ぼう。











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◎「山吹色の酒」西条の雄、賀茂泉。

この前の、夢幻のような広島駅前
名店「やよ福」での酒。

熱烈なる「やよ福」フアンといい酒。
初対面のゾウアザラシさんに貰った

至高の一本。
郷土愛から選んだ、酒どころ西条の銘酒。
なかでも「マニアックな一本」。

◎広島といえば明治44年に始まる
 「清酒鑑評会」初期、金賞総なめの
 名だたるエリア。灘がボイコットした年もあるようだ。

だが、「上善如水」に代表される水のようなすっきり酒
に押され、ちと、分が悪い。

コテンパンに酷評された「甘口」酒の
メッカ広島。ワイは、大分は国東の西の関を飲んで育ったので
どちらかといえば、ベースは「甘口」

◎「あーーら、フルーティねえ」に代表される
 すっきり大吟醸も素晴らしいが、
 この路線、間違うと、甲類焼酎まで突き進む。




◎「山吹色の酒」西条の雄、賀茂泉。_c0061686_621756.jpg


九月九日重陽の節句。
日本酒はこの日から燗をつける
しきたりになっている。
(ワイの燗酒好きは、この日が誕生日のせいか




ありがたく頂き、開ければ、おお。
「山吹色の酒」先ず、ネーミングがいい。
ラベルも見事。

■おお、いい輝き。


室温から、少しずつ温度を上げ
最高に旨いポイントを探るが
「室温」がベスト。
作為のない酒には
無作為で対峙するのが
礼儀かとも。

グラスも薄手でなく
厚手が合う。

◎「山吹色の酒」西条の雄、賀茂泉。_c0061686_6213391.jpg


粘りある感じ。こんもり「盛り上がる」。
なんとも奇麗。

どうして、日本酒本来のこの色を
取り除くのだろう。

◎味は、おお、「玄妙なり」
 日本酒入門向きの「すっきり、フルーティ」の逆。

 「渋い枯淡」・・・枯れた甘口。
 能書きによれば、三段仕込みの吟醸を活性炭濾過なしに
 土蔵常温で2から3年寝かしたとある。




◎「山吹色の酒」西条の雄、賀茂泉。_c0061686_6215974.jpg


醤油を薄めたように濃い古酒を売り物にする蔵fがあり
この手の古酒もいいが、

古酒らしくなるような造りで、あえて古酒化を加速する
貯蔵方法で造るようだ。いわば、作為の古酒もあるようだ。

■わが最愛の脇元酒造「明日香京 三年古酒」
 冷蔵の貯蔵庫に斗瓶保存。社長の悩み

 なんぼ置いても古酒らしくならん。
 明日香川原流水のせいで、劣化がないのかなあ。・・・と。

◎この味を評して◎

味の「二層分離」の快楽。
一杯で二度旨い。
オブラートで薬を飲むと、あとで薬が舌をなでるような。

そう、飴のなかにジャム状の別の飴を
詰めたもの。途中で、味がかわる。

はじめ枯淡のじんわり味。
そのあと「弾けるように」
新鮮な、
西条酒独特のコクと深み。


一杯で二度旨い不可思議。
さすが、地元の酒飲みの通に
向けた酒であろう。
吟醸入門者には「キワモノ」に思える
大変難しい酒ではないだろうか。

これこそが文化であり洗練であり伝承。

至高の「賀茂泉」バンザイ!
お見事!参りました!


◎「山吹色の酒」西条の雄、賀茂泉。_c0061686_62329.jpg


圧倒されたんでアテは
「アイゴの丸ごと塩辛

(西条酒といえば、大阪駅の次、塚本の立ち呑みで飲んだ賀茂鶴)


おお!10位!嬉しい。 

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お読みいただいてありがとうございます。
これからも立ち呑み漂流、宜しくお願い申しあげます







素朴で真摯な「日本一小さな酒蔵」の日常日記   

 →右近橘」BLOG番外編。一位へがんばれ! クリックを!

「地霊の酒」復権友の会推薦BLOG



明日香の霊力の蔵

by tatinomi1 | 2007-09-14 06:54 | 日本の国酒 | Comments(4)
Commented by 遊星ギアのカズ at 2007-09-14 11:19 x
ただ酔うためだけに強い酒を飲んでいた。
酒を飲むことだけが、周囲に対しての自分の存在証明だった。
荒んだ飲み方だった。それを改めてくれたワイン酒場の店主。
「お酒は大事に飲んであげましょうよ。ワインなら白からはじめ、
次に日本酒を飲まれたらいいですよ。」
その言葉を守り、偶然手にした日本酒は「賀茂泉」。
エキス分たっぷり、酸味さえも感じ、独特の風味。
日本酒のマイナスイメージを打破する、私にとって開眼の酒。
一時期は「賀茂泉・朱泉」ばかり飲んでおりました。
思えば、35年近くも前のこと。以来、日本酒の世界を放浪しております。
それでも、結局のところ落着く先は、我が地元。広島の西条よりもっと濃い味わいの瀬戸内の酒。
醸す杜氏は近所の町の安芸津杜氏。
甘味の強い味付けの魚介を肴に飲む酒の、なんと旨いことか。

西条酒は全国的には賀茂鶴、地元では白牡丹と一般的に言われているようです。泉はそれらを追っている。
名古屋の「大甚」という居酒屋で飲んだ賀茂鶴の樽酒。これは旨い。
広島であれを出してもらえると、愛飲者は増えるのになあ…

Commented by ゾウアザラシ at 2007-09-14 13:54 x
コメントを入れるのが恥ずかしくなるくらい、素晴らしい記事をUPして頂き感動しております。
hakudouさんに飲んで頂いて、このお酒も嬉しかったことと思います。
ありがとうございました。
気の利いたコメントが出来なくて申し訳ございません。
Commented by tatinomi1 at 2007-09-15 05:34
遊星ギアのカズさんお久しぶりです。賀茂鶴に賀茂泉。
本当に味わいの酒。甘辛い味付けには濃醇な酒が
似合いますね。私の酒の原点、西の関も
法事の甘辛い厚揚げと一番相性がいい。
本当に酒の好みは人さまざま。
「舌先の味」だけでは語れない、深いものがありますねえ。
Commented by tatinomi1 at 2007-09-15 05:39
ゾウアザラシさん。本当にステキな酒
ありがとうございました。
酒との出遭いは、人間との出遭いに似て
出会うべくして出会う不思議があります。
「山吹き色の酒」、素晴らしい出遭いでした。
「明日香京 三年古酒」も三年間
じっと瓶の中で出番を待ち、やよ福の
素晴らしい方に飲んでいただき
「酒の本懐」でしょう。
どうも、これが最後の一本だったようです。
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